テストで見直しする際に、別の計算方法で確認するという方法があります。
たとえば
a=√3+√2,b=√3-√2 のときa²+b²を求めよ。
という問題では、通常
a²+b²=(a+b)²-2ab
として、a+b=2√3,ab=1 より
与式=(2√3)²-2×1=10
これを
a²=(√3+√2)²=(√3)²+2√3×√2+(√2)²=5+2√6
b²=(√3-√2)²=(√3)²-2√3×√2+(√2)²=5-2√6
∴与式=5+2√6+5-2√6=10
このように異なる方法で一致するならば、算出された値の信頼性は、格段に高まります。
また、方程式は解く過程を辿り直すではなく、算出された解を代入する方法があります。
x²-2x-3=0
(x-3)(x+1)=0
x=3,-1
これを元の方程式に代入すると
左辺=3²-2×3-3=9-6-3=0=右辺
左辺=(-1)²-2×(-1)-3=1+2-3=0=右辺
方程式の解とは、代入して等式が成り立つ値のことなので、これで正しいことが確認できます。
貴方は多少多いのかもしれませんが、ミスは誰でもすることです。ミスを0にすることは不可能です。このように、ミスを見つける方法をいろいろ身に付けるといいでしょう。