妊娠の可能性について
妊娠しているかどうかを確かめるには、排卵後からある程度時間が経過する必要があります。
教科書的には、生理周期が規則的であれば、生理が来るのが1週間遅れた頃に妊娠検査薬を使うといいでしょう。
妊娠検査薬は、性交後約3週間後(または生理予定日の1週間後)に正確な結果が出やすいです。買った検査薬のパッケージ内の添付文書を確認してください。
生理予定日を1週間過ぎたら検査してみましょう。早期型なら予定日からでも可能です。
医療機関では、生理予定日前後でも尿検査や超音波検査で妊娠初期の兆候を確認できます。
ただし、妊娠がまだ確認できない場合は、後日再受診を指示されることがよくあります。
早いと超音波に映らないことはよくあります。
妊娠検査薬は、ドラッグストアや薬局で買えます。検査薬に尿をかけ(とはなってますが、お小水を使い捨てのコップに受けて検査薬を浸すのをお勧めします)、妊娠によって尿中に排出されるホルモンが含まれるかどうかを検出する仕組みです。このホルモンの排出量が検出に十分な量になるのは、妊娠4週前後とされています。
ただし、排卵が遅れることもありますので、使用の目安は生理予定日の1週間後くらいがいいでしょう。もし、それより早く検査を行って陰性であった場合、念のため1週間後くらいにもう一度検査するのがおすすめです。
なお、妊娠検査薬は妊娠の診断には確実で簡便な方法ですが、子宮外妊娠や流産の可能性は否定できませんので、陽性反応が出たら必ず病院を受診してください。
不安な気持ちを一人で抱え込まず、早めに行動することで安心できます。妊娠の有無にかかわらず、自分の体を大切にしてあげてくださいね。