圧倒的に箱根駅伝の選手の方が速いです。 箱根駅伝の選手は、1キロ3分前後で走りますが、飛脚は1時間で10キロ程度～つまり1キロ6分前後のジョギングのようなペースだったようです。 飛脚は走るがの速いというのは幻想で、実際はゆっくりトボトボ走りながら、10キロ程度先の次の駅に書状や荷物を送り届けるというものでした。 それでも大勢で24時間体制で次々にリレーしていくので、たとえば江戸から大阪へ書状を届けるような場合は一人で旅をしながら運ぶよりも圧倒的に「早く」着くという仕組みだったのです。 ちなみに人力車の車夫はほんとうに速かったようです。それでも超人的ではなく、陸上選手と同じくらい速いということで驚かれていました。