2020年は大学入試制度が大きく変わった年でした。従来の国立大学の2次試験に相当する「個別学力検査」が廃止され、「大学入学共通テスト(旧センター試験)」と「個別学力検査(アドミッションオフィス方式)」の2つの試験で合否が判定されることになりました。 この制度変更により、2020年に浪人した受験生は例年とは異なる対応が必要となりました。 ・大学入学共通テストは従来のセンター試験と同様の試験でしたが、個別学力検査の出題内容や形式は大学ごとに異なり、事前の準備が重要でした。 ・一部の国公立大学では、個別学力検査の代わりに「学力の3要素(知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)」を評価する新たな試験を導入しました。 ・私立大学の多くは従来の入試方式を継続しましたが、一部の大学では新制度に合わせた変更を行いました。 このように、2020年の浪人生は新しい入試制度への対応が求められ、例年とは異なる準備が必要となりました。大学ごとの入試方式の違いを確認し、適切な対策を立てることが重要でした。