言葉尻を受け取る認識の違いだけで、お互いの意思がしっかりと伝わってないだけではないでしょうか。 お互いにフルタイム労働で大変だと思いますが、問題は家事に関われる時間です。 簡単な方法としては、ご主人が家事をした後「大した事じゃない」と口にした時に複雑な気持ちを飲み込んで「大した事じゃなくても私にとっては大した事だから、それだけでもとっても助かるんだよ」と切り出し、その後に貴女がやっている家事や育児を列挙してみるんです。 そして、「その中で貴方にとって他に大した事じゃなくてやってもらえそうなのってある?」と、嫌味に感じさせないようなトーンで言ってみるんです。 そして、もう一つ何かをやってくれると言ったら、やっぱり貴方は頼りになると言う感じを込めて「嬉しい! ありがとう!」と。 それと、ご主人には「忙しい時は無理しなくていいよ」と言う言葉も付け加えて下さい。 本当は必ずやって欲しい事でも、義務感だけを植え付けて会話を終わらせると、男の脳はストレスに感じてしまって、共にやると言う気持ちからやらされると言う風に変化してしまいます。 そこで、気持ちの逃げ場として無理しなくていいと付け加えるのです。 ご主人の「大した事じゃない」と言う言い方から推測して、他の家事や育児の何をどうにしたら良いのかが掴めてないけど、やれる事が分かって妻に喜んでもらえる事なら張り切ってやるだろうと言う感じもします。 なので、やって欲しい家事を提案したら前向きにやりそうな気もします。 妻であり母である女性がフルタイムで働いていて、育児も家事もしていると、体を休める時間も、気持ちをリセットする時間もなかなか取れないものです。 そして、僅かなストレスも積み重なると自由を謳歌していた時代には考えられない程に気持ちが滅入ってしまうものです。 言葉は重要ですが、単に表現力や語彙力の差もあります。 自分に余裕が無い時こそ、相手の言葉を聞くのではなく、相手の気持ちを読む事が重要です。 言葉は確かに重要ですが、気持ちを伝える補佐的な物ですから。 私が小学生のいる家庭の父親なので、もしかしたら男脳の考え方かもしれませんが、こんな感じ方もあるとお伝えできればと思いました。