はい、お断り案件となります。内線規定でアース設置は義務化されました。設置しないと法律違反として罰せられます。
未だに飲酒運転する方は居ますし、法律厳守をしない方は居ます。
ただコンセントにアース端子が無いからと言って、必ず設置出来ない訳では有りません。
分電盤にアース端子が有れば、そこに繋ぐ為、専用回路の引直をします。
また分電盤に来ていない場合は、敷地内でD接地工事を行えば良いのです。
ですが、古いマンションなどで分電盤にもアース端子が無く、敷地内はアスファルトやコンクリートで覆われている場合が有ります。
この様な時は、管理会社に連絡して、敷地内にコンクリートや、アスファルトに穴開けをして、アースを取らなければ成りません。
或いはお客様が引越しを余儀無くされるしか出来ないのです。
ここ迄は法律に乗っ取った正式な回答です。後は作業員の判断になります。
室内ユニットはプラスチック製ですので、漏電中でも感電しません。
室外ユニットは金属製なので感電します。感電しない様に絶縁物で表面を覆ってしまえば良いです。
木製の室外機カバーを運転に、支障が出ない様に加工して設置します。
この方法はアースは取れておらず、漏電はするのですが、人体への感電は起こらないので、苦肉の策となります。
誰が何と許可しようが、法規違反は行った者の責任は問われます。闇バイトで指示役にも罰せられますが、実行役の罪が無くなる訳では有りません。
飲酒運転をいくら貰ったらやりますか?いくらでも割が合いませんよね。この様な施工を行って、火災が起きると、火災保険も工事損害保険も対応出来ないので、自己破産が待っているだけなのです。
この様な事から、設置不可となる可能性が有り、責任について施工前に細かく確認すると、断られますので、知らないフリして行わせてしまえば、無知な職人の自己責任になります。
法を犯しても良いとは書けませんので、参考程度にしてください。