Ryzen 5 8500GのCPUチップには、以下のPCIeレーンが統合されています。 ・GPU用: 4レーン ・SSD用: 4レーン ・2枚目のSSD用: 2レーン ・チップセット用: 4レーン チップセット用の4レーンは、CPUからチップセットへの接続に使われるレーンです。CPUとチップセットは別々のチップなので、お互いを接続するためのレーンが必要になります。 マザーボードのB650チップセットには、独自の36レーンが用意されています。このチップセット側のレーンは、主にPCIeスロット、M.2スロット、SATAポートなどの接続に使われます。 2枚目のM.2 SSDがCPU直結の場合は、CPUの2レーンが使われます。一方、チップセット経由の場合は、チップセットの36レーンから消費されます。CPUのチップセット用4レーンは、CPUとチップセットの接続に使われるだけで、デバイスの接続には使われません。 つまり、2枚目のM.2 SSDの接続方法によって、消費されるレーンの種類が変わります。CPU直結ならCPUレーン、チップセット経由ならチップセットレーンが消費されます。