アテンザワゴンはDセグメントのワゴンですからラゲッジスペースがかなり広くフル乗車時でも506Lあります。また後席を倒すと余裕で足を伸ばして寝れるくらいのロングスペースになります。また深雪でなければマツダのAWDは北海道の剣淵でテストしておりスバルほどではないですがクロカンを除きかなり性能がいいです。アクティブトルク式なので伝達遅れがなく瞬時に後輪を駆動します。
他の装備に関しては2018年の大改良でアダプティブヘッドライトのさらなる高性能化、電子パーキング、ディーゼルの圧縮比向上とデンソーの最新インジェクター組み合わせにより改良前型より煤発生がかなり低減されました。ディーゼルならアテンザ後期又はMAZDA6をオススメします。またMAZDA6は2022年冬の最終改良でディーゼルは200馬力にアップしてます。また最高出力発生回転が4500→4000回転になり低中速域の力感が増しました。またアテンザ/MAZDA6のAWDはディーゼルのみでAWDはFFより機構の取り回しの関係で燃料タンクが62→52Lと10Lも減ります。航続距離換算で実用燃費で計算ですが100数十キロ減るのがネックです。
XVに関してはハイブリッドと言ってもマイルドHVです。ラゲッジスペースは385LとインプレッサやマツダのBM型アクセラスポーツと同じくらいです。燃費はHV無し型とさほど変わらないそうです。スバルの強みは豪雪地帯の青森で、ドカ雪がきても何の問題もなく走れることです。SUVと同等の地上高があるので(200mm)豪雪地帯ならXVが有利です。またXVハイブリッドは面倒な部分がありバッテリーを2個積んでいることです。マイルドHVハイブリッドなのでメインとサブという形で搭載されてます。アテンザはアイドルストップ用バッテリー1個だけです。アテンザのディーゼルに関しては10万キロくらいで煤清掃をしないといけないし、専用オイルはガソリン用より高いので維持費に関しては一概にスバルが高いとは言えません。ディーゼルはオイル以外に燃料フィルターの水抜きや1年ごとにインジェクターの噴射補正をしたりしっかりしたメンテナンスが必要です。