もともとはLouis Garneauさんというトラックレースのカナダ王者で競技者が、サイクルウェア等を販売しました。
これがどんどん大きくなって、スポーツ用品の総合メーカーに。
そのルイガノさんにオファーして、「あなたの名前を冠した自転車を製造・販売しよう」ということになりルイガノとガノーというブランドができました。
「ルイガノ」は幼児車、日常使用の自転車、フィットネス者など幅広くラインナップされ、当時はカラーリング等もオシャレでとめもファッショナブルでした。
一方「ガノー」のほうはフィットネスから、完全な競技までを含めたリアルスポーツのブランドでした。こちらのほうは説明を省略します。
ルイガノのほうはフィットネスとはいえ、しっかりとしたフレーム設計とコンポーネントの組み合わせで、レース等にも参戦可能な性能を持つモデルが毎年数多く出されていました。
ホイールにDT SWISSを採用するなど、かなり本格的なものでした。
当時のモデルで素晴らしかったのは、チタンフレームのロードもラインナップにあったということ。
とてもきれいなモデルでしたよ。
「ルイガノなんてショボい自転車だ!」というのは大間違いです。
…ただし、それは2017年までのお話し。
それまではアキ・コーポレーションが日本の総代理店をしていて、とても良いものだったのですが(ただしこの2~3年前からラインナップの省略や、カラーリングの省略などセンスが悪くなる。これは売却のため)
このルイガノ自体を”サイクルベースあさひ”に売却。
2018年からはあさひのオリジナル企画自転車として、とても貧相でショボいバイクに成り下がります。
もう買うだけ無駄な自転車ばかりで、過去の素晴らしいスペックなど何もありません。
ただの”総ルック車モドキレベルのダサい自転車”です。
アキの時代のルイガノも”日本向けの企画もの”ではありましたが、企画ものなどという言葉では収まらないほどに充実した製品たちばかりでした。
さて、レースで負けたくないから一週間の走りを教えろとのことですが、そんなものを聞いても役には立ちません。
負けたくないのでしたら、鼻息荒くするのではなく、当日レースの中で”諦める”という気持ちに勝つだけです。
それだけです。
諦めるとか、負けるなどという考えの持つものには勝利など掴めません。
機材に文句をいうのもダメな選手です。
どうぞ何物も考えることなく、前だけを見続けてください。
今のルイガノにはとても商品価値を見出せません。