創作物で、スーパー戦隊を元ネタとし「戦隊」の名前を持った悪役・敵役と言えば誰がいますか? ■■■■■
創作物で、スーパー戦隊を元ネタとし「戦隊」の名前を持った悪役・敵役と言えば誰がいますか? ■■■■■ スーパー戦隊シリーズにおいてはたびたび悪の戦隊ヒーローが出現しますが、その中でも悪の戦隊ヒーロー同士でチームを結成しなおかつ「戦隊」の名前を持つ悪役は大体ネタキャラです。 銀河戦隊ギンガマン、暴走戦隊ゾクレンジャー、邪命戦隊エヴォレンジャー、ジャーク戦隊ゴインダベー、リサイクル戦隊ダイワルジャー、それと悪の戦隊なのか微妙ですが暴太郎戦隊ドンフレグランス(ドンブラザーズにあらず)もネタの塊です。 ギンガマンとエヴォレンジャーはかなり強そうな名前ですが。 しかし戦隊シリーズの長い歴史の中では、当然例外も存在します。 その名は邪電戦隊ネジレンジャー。 Dr.ヒネラーが作り上げた邪電王国ネジレジアの強力な戦士集団であり、電磁戦隊メガレンジャーを倒す為にこの世に生を受け彼らを苦しめ続けた最悪の敵です。 まず彼らは先述した悪の戦隊群と違って、外見も言動も能力もギャグ要素が皆無です。 メガレンジャーの纏うメガスーツはカラフルな色と曲線的かつシンプルな形状で、平成以降の戦隊の中ではオーソドックスな戦隊スーツにかなり近いですがネジレンジャーはその真逆です。 ネジレンジャーの纏う強化スーツは大部分が各人のイメージカラーではなく漆黒であり、また形状はゴツゴツした有機的なプロテクターです。 そしてそのマスクデザインは共通して恐ろしい形相であり、戦隊ヒーローと言うよりも怪物、あるいは悪魔の如き形相です。 また、メガレンジャーに擬態する能力もあり、最初はメガレンジャーの姿で工業地帯を襲撃。 罪もない人々を踏み付けて吐血させたり顔面を握り締めたりと暴挙を重ね、駆け付けた本物を偽メガレンジャーの姿のままで蹂躙した末に本性を現します。 何とか隙を突いて逃げ出したメガレンジャーですが、ネジレンジャー達はメガレンジャーの正体を探り息の根を止めようとします。 メガレンジャーの変身アイテム兼通信ツールであったデジタイザーと市販の電子機器の発する電波が酷似していたが為に、ネジレンジャーは人々をメガレンジャーだと思い込み何度か首を強く締め上げました。 しかもメガレンジャーが変身しようとすればそれに反応して返信寸前の所を抹殺する気であり、裏技で見付からずに変身できたメガレンジャー達は結局スーツをズタズタに破壊され全滅寸前に追い込まれました。 謎の頭痛でネジレンジャー全員が苦しみ出し撤退する事がなければ、メガレンジャー達は正体を知られるまでもなく全員血祭りに上げられていました。 メガレンジャーを率いる久保田博士によると、そんなネジレンジャーが纏うスーツはかつて離れ離れになった元旧友であり元同僚の鮫島博士が作った物にそっくりだそうですが………? 「貴様らを地獄に送ってやる!」