民法の動産の物権変動に質問があります 司法書士の予備校の模擬試験と本試験からの出題です。 問題1 Aが自己所有の甲動産をBに貸していたところ、CがBから甲動産を盗み
民法の動産の物権変動に質問があります 司法書士の予備校の模擬試験と本試験からの出題です。 問題1 Aが自己所有の甲動産をBに貸していたところ、CがBから甲動産を盗み 自分の物だと称して、Dに売却した。 この場合に、Dが、甲動産がCの所有物だと過失なく信じて その引き渡しを受けた時は、BはDに対して 盗まれた時から2年以内であれば、甲動産を無償で返還するよう請求することができる。 ↑こちらは予備校の模試の問題です。 問題2 A所有の甲動産が盗まれ、その事実について善意無過失のBが、公の市場において 甲動産を買い受けた。この場合において、Bは、Aから 甲動産の回復を求められたとしても、代価の弁償の提供があるまで 甲動産を無償で使用する権限を有する。 ↑こちらは本試験の問題です。 問題1も2も〇なのですが 問題1では無償で返還請求できるとしています。 問題1は「無償で」の個所が、×だと思っていたのですが、〇なのです DはBから返還を求められたら、支払った代価の提供があるまで引き渡しを拒否できるのではないのでしょうか?