ミニ四駆歴10年の者です。 フロントのローラーを可能な限り下げるのはただの流行りや旋回性能のためではないです。 旋回性能を高めたいならば、リヤのローラーもタイヤに近くと言うのであれば理屈が成り立ちますが、現在はリヤのローラーは後輪からなるべく遠ざけてステーは斜め後ろにすることによりアンカーでコースフェンスへの引っ掛かりをなくすためです。現代ミニ四駆は旋回重視よりもコース環境に併せた改造重視に焦点が置かれております。 旋回性能を良くする改造ははローフリクションタイヤを履く事で現在は答えが出ております。 フロントの考えですが、ジャパンカップにてスラッシュバンクとハリケーンコイルというセクション攻略のためにフロントステーの下段にゴムリングローラーをつける必要が出てきました。 そこで普通のステーで下段にゴムリングローラーをつけると斜面でフロントブレーキが当たる前にローラーがコースに擦ってしまうために、どうしてもローラー位置を下げる必要が出てきました。 そこでどうしてもフロントのブレーキより後方に下げて下段ローラーを着ける必要が出てきました。 後方に下段ゴムリングローラーをつけたらそれで解決するのですが、普段よりきつくスラストをいれカーブだけ当てるため、上段ローラーはなるべくゼロスラにて下段ローラーより可能な限り後ろのタイヤ付近後方につける必要が出てきました。 なので、適当に後ろに着けている人はただのマネしているだけの方であまり意味はないかなと思います。なお、後方につけるのは基本自作のピボスラで後方につけるためフルカウルカーボンだけで後方に着けてる方はそれこそあまり良く分かってないかなと思います(^-^) 専門用語多めで申し訳ありません。 意味が分かれば良いのですが 参考までに。