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革靴のしわについて質問です。 革靴のしわが写真のようについてしまう(シボ状?のしわ)のですが、これはもう革自体の品質の問題と考えた方がよいでしょうか?

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回答(2件)

>革自体の品質の問題と考えた方がよいでしょうか? 仰るとおりその革自体が持つ特徴です。 ただ、品質が悪いと言えるものでもありません。 皺の入り方自体は牛のどの部位が充てがわれたかに左右されます(余程の高級靴以外は運次第です)が、皺そのものの質感は革となる以前の年齢や性別が大きく影響します。 お手元シューズのアッパーはおそらくステア(生後2年以上の去勢済成牛雄牛)ではないでしょうか? 革靴に限りませんが、最も流通量の多いタイプで素材としても安価傾向です。 一般的にも単に牛革と言えば=ステアを指すほど。 参考1 https://sot-web.com/column/20230322/ 参考2 https://allabout.co.jp/gm/gc/196861/ ドレスシューズの場合、上代3万円未満で本革製を謳う製品は大抵がこのステア(若しくは吟面を削いだ床革を樹脂コーティングしたガラスレザー。お手元シューズは該当しません)と考えて問題ありません。 成牛ですから肉厚で堅牢性に優りますが、滑らかさや肌理細かい質感(皺の入り方も含みます)は若いカーフ(生後6ヶ月未満の仔牛)に劣ります。 皺は大雑把な太いものが入る傾向は確かにありますが、ステアなりの質実剛健な味わいを愉しむのが吉と思います。 余談ですが、その堅牢な特性から一般的なワークブーツに用いられるのはこのステアハイド中心(次点でカウやブル)です。 価格的には国産で3万台後半〜4万程度を下限ラインとしてキップ(生後半年以上2年未満)やカーフが用いられ始めます。 柔らかく滑らかで繊細な質感といった傾向にあります。堅牢性はステアに劣りますが、吟面の粒立ちが均等気味で皺も小さく細かいものが無数に入るものが多いです。 もちろんカーフと言ってもピンキリですから、普及価格帯のモノですとステアと大きな差はを感じにくい場合も往々にしてありますが…(画像参照。上:クロケット&ジョーンズ製チェルシー。下:トリッカーズ製チャッカ。双方少々大味な皺です。カーフと銘打たれていますが、国内で言うところのキップなのかも。) ドレスシューズは高級/高額とされるものほど、質感がより繊細で肌理の整ったカーフが選び抜かれていきます。 靴となった際の価格も3万台〜数十万〜百万超えまで拘り出すとキリのない世界です。

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品質というかそういう革だったと言う事でしょう。 なめらかなシワが良いならコードバンとかを履くしかないですね。