今年の冬の気温が平年並みになるかどうかは、まだ確実なことは言えません。気象庁の最新の季節予報では、12月から2月の気温は東日本で高め、西日本で平年並みの可能性が高いとされています。しかし、個々の冬の寒暖は、様々な要因によって変動するため、単に巳年だからといって平年並みになるとは限りません。 過去の統計を見ると、巳年の冬は必ずしも寒冬ばかりではありませんでした。1989年は確かに暖冬でしたが、一方で1965年や1977年は記録的な大雪に見舞われるなど、寒冬の年もありました。つまり、巳年の冬の気温には一定の傾向はなく、その年々の気象条件によって変わってくるということです。 したがって、今年の冬が平年並みになるかどうかは、これからの気象状況の変化次第だと言えます。気象庁の予報や、冬に入ってからの実際の気温の推移を見守る必要があります。