一般的には、うどんの方が出汁が薄く醤油も薄いです。 これは、うどんは麦が原料なので、麦には糖質が多い為麺に甘味があるので、 余り出汁が濃すぎると麺の甘みと喧嘩するので薄めが良いとされています。 醤油も香りが強すぎるので、麦の風味を阻害するので香りの弱い薄口醤油 が好まれて使われます。その為、うどんツユはソバツユに比べて色が薄く 出汁も弱い傾向にあります。 ただ、甘味が強い麺なので、代りに一定以上の塩味が無いと旨味が感じ 難いので、塩味自体は強い事が多いです。 蕎麦は独特の香りがありますが糖質が少ない為、麺に甘味がないので 出汁が強くて甘味もある物が好まれます。また蕎麦の香りが強いので、 出汁の香りも強くないと負ける事が多い為、出汁の香りと醤油の香り を強くする事で蕎麦の香りを際立たせるツユである事が多いです。 その為、ソバツユの方がうどんツユよりも出汁がコクて色も濃い事が 多いです。ただ、出汁や醤油が強いので塩味自体はうどんツユよりも やや弱い事も多いです。