企業側が設定する。 ここの場合、たぶん次回の予約権でも「新株発行で得た資金をビットコイン購入資金に充てたい」だろうから、なるべく多くお金を集めたい。なので設定時の株価付近、なるべく多く行使して欲しい（株価が行使価格より高ければお得になりやすい＝行使されやすい）ので、一定程度ディスカウント価格で設定するのでは。 もし今年もう１回やる気でいるなら、１１１１円と見る（最近６か月の株価平均値が１２００円くらいのようなので、その１割引き程度。それと何となく、前回の「５が３個」数字揃いには意味がありそうなので・・・）。 なお、前回の行使価格（５５５円）を決めた理由は、以下の通りに開示されている。 https://irbank.net/3350/140120240805563027 「本新株予約権を行使する際の本新株予約権１個当たりの行使代金につきましては、555円と設定しております。これは、前述（※）のとおり、過去6か月間の平均株価が577円であったことを参考に、直近の株価の下落を考慮に入れ、できるだけ株主の皆様に行使いただきやすい価格にするために、割り引いて決定したものであります。」 （※） 新株予約権の行使時の払込金額 一般投資家権利行使期間における各本新株予約権の行使に際して本新株予約権の保有者が支払うべき金額は、本新株予約権１個当たり555円とします。これは、過去6か月間（2024年２月２日から2024年８月２日まで）の当社普通株式終値の平均が577円であったことを参考に、増資の場合に一般的に「有利価格」とされる10％よりもやや大きめの割引率（2024年８月５日の終値から17％引き）を用いて、できるだけ株主の皆様に行使いただきやすい価格にするために決定したものです。特定投資家権利行使期間における行使代金も、同様に本新株予約権１個当たり555円です。