元採用担当のおぢさんです。回答がつかないので想うところだけ書きます。活字でなので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 まず、どこからどこまでが労働時間なのかは、結構会社ごとで曖昧なのが実情です。厳密に言えば給料（残業）の支払いの基礎となる労働時間とは、会社の指揮監督の下に業務に従事する時間であると考えられています。 分かりやすく言えば、上司からの指示・命令を受けるとか、ルーティンワーク（定型業務）に自発的に取り掛かるとかが仕事始めの時刻となります。また、業務上必要なユニフォーム・制服に着替えることが義務付けられている場合には、着替えの開始時間からが労働時間となります。古い体質の会社だと、揉める原因になるところですね。 ちなみに、タイムカードは「出退勤の確認のため」のものであり、タイムカードの打刻時間を以て「管理者の指揮命令下にあった」とまでは言えないという判例があります。つまり、タイムカードは在社時間の証拠にしかならないということですね。ただ、世の中にはタイムカード＝労働時間とみなして、それで給与計算する会社も少なからずあったりします。