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数十年前の日本はアジアを代表する都市で、韓国よりも先に先進国になったはずなのになぜ、空港は成田空港より仁川空港の方が発展することになったのでしょうか?

回答(10件)

成田空港:1192ha 仁川空港:1170ha で面積は僅かに成田が広いようですが、既に2297haまで敷地を広げる工事が始まっています。 あと「ワンターミナル」なる新ターミナルを建設する構想もあるようですが、このワンターミナルでは小さすぎて航空会社のカウンターを全て収容できないでしょうな。 https://news.mynavi.jp/article/20240720-naritaairport/ ウサギ小屋みたいな家に家族が肩を寄せ合って住んでいる人じゃないとできない発想。

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日本の航空行政にはハブ空港という戦略がないこと、国土に多くの空港が点在し集約化が困難であること、あと仁川よりかなり東に位置しており、地理的に仁川より不利なことが挙げられます。 日本の航空行政は韓国だけでなくアジアの中でも大きく遅れています。 国が一方的に主導するのならいいのですが、そこに各自治体のさまざまな利権や思惑がタコ足のように絡んで、他の国では見られないガラパゴス状態になっています。

先の方々が答えている内容に付け加えると、航空路線にはハブ&スポーク方式というのがあります。自転車とかの車輪に見られる、車軸(ハブ)と、そこから放射状に出ている棒(スポーク)の関係です。 たくさんある小さな空港と近隣の大きなハブ空港を結ぶ便、ハブ空港どうしを結ぶ便を運行していれば、たくさんある空港どうしを直行便で結ぶより、航空会社としては効率よく人を運ぶことができます。 韓国は、自国の需要を賄うのみならず、東アジアのハブとして巨大なインチョン空港を整備しました。対して日本は、空港の容量の問題に加えて政治的なしがらみもあって、成田開港から長い間、成田は国際線、羽田は国内線と分けられていました。おかげで日本の地方空港から欧米などに行くにはむしろインチョン経由のほうが便利という始末でした。羽田が本格的に再国際化したのは2010年のことです。