TVや映画などで見る時代劇では、ヤクザ集団や悪徳商人の用心棒で登場する浪人などは、刀を使用して暴れますが、実は刀より槍のほうが強く、合戦のときにも刀より槍で戦うことのほうが多かったと聞きました。

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詳しいご回答をいただきありがとうございます。「手槍」というのですね。新選組でも使っていないという方がいますが、手槍を使っていたのは知りませんでした。

お礼日時:11/24 10:57

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世の中には、いろいろな状況というのが当然にある訳です。 ただ、そういう「当たり前」ってのが、時代や、社会の事情が変わると、「理解しにくくなる」という状況もある訳ですよ。 例えば、現代のアメリカなんかは、日本からすれば完全な「じゅう社会」で、住民はたしなみとしても、かなりの当たり前として各家庭には「ライフル」がある訳です。 「狩猟」は言わば、アメリカ文化の原点で、中学生になると、最近は男女もあまり関係なく「狩猟を習う」みたいな傾向が強い、だから、「普通の市民」でも「ライフルなら持っている」というのが結構普通で、だから「暴動」が起きたらすると「自宅でライフルを持って籠る」というのが良く描かれます。 だけれど、「町で暴れる悪人」も、「それを規制する警官」も、きほん「拳じゅう」を使用しますよね。 もちろん、広い野外なら、圧倒的に「長いライフルが有利」なんですが、西部劇の昔から、「町中では拳じゅう」な訳です。 あまり細かく説明しなくても、理解できるんじゃあないかと思います。 だから、面白いなあ、と思いましたが、よく「過激なトランプ支持者」とかが、軍人そのものみたいな恰好で、州政府の前の広場に集まったりする、そういう場所は「拳じゅう持ち込み禁止」とかが当たり前なんですが、「ライフルを厳重に管理して持ち込むことは規制できない」とかあるから、よく見ると、「安全装置をかけて、厳重に下向きに保持している」とかで、そうすると「取り締まれない」訳です。 当然に「目立つ」から、仮にバレルを少しでも持ち上げたら、即座に警官に射殺されかねない訳ですけれどね。 ともかく、「町中」は何とか言いながら「狭い」ので、「短い武器が有効になる」傾向が強い、その辺は基本的に広い「戦場」とは違う訳です。 んで、「戦場で有効な長い武器」は、当然に「目立つ」ので、まあ、その社会の武器への許容度でも違うんですが、「かえって武器として問題にならない」みたいな場合もある、実際、狭いところでは「後れを取る」訳です。 だから、「時代劇」でも、百姓一揆とかなら、「町中ではない」から、たいてい「竹鑓」が登場するし、「ヤクザの喧嘩」でも「郊外での決闘」みたいなシーンでは後方に控えていたりします。 でも、どんな戦場でも、「集団戦」では「行動制限」が生じるから、大きい武器が有利とは必ずしも言えなくなってくる訳です。 有名な話として「今川義元」は討ち取られた時、古代からの「長い日本刀」を持っていたのですが、織田信長が「現代戦でこんな長い刀持ってるから討ち取られるんだ」と言って、「短く加工し直した」と言われていますね。 そういう関係、慣れると「なるほど」とか思うんですが、最初はちょっとわかりにくい訳ですね。 だから、赤穂浪士は「極端に短い槍」を工夫して持ち込んだ、とか幕末の剣術は「直刀による突き中心に変化した」とか話がある訳です。

まず刀は護身用の武器ですから庶民が持っていても言い訳ができますが、槍は攻撃用の武器ですから、庶民が持ってるとお上に召し捕られます。 現代で言うとアサルトライフルみたいなものですから。 また、槍は野っぱらで使う分には良いが殴り込みに行った先の建物の中では使いにくい。

狭い屋内で槍を取り廻せるとお思いで? 槍は素人には扱えません。戦後時代の足軽の長鑓とは運用が違うので。 新選組だって鑓なんか使っていませんよ。