■良さ
・人を美しくポジティブにできる仕事
・長ければ十年単位でお客様と接っし、結婚式や七五三など人生のイベントに関われることもある仕事
・国家資格、技術職なので、育休産休後の復帰が容易
・年功序列でなく実力主義
・独立、フリーランス化もしやすい
・AI、ロボットに仕事を取られない
■悪さ
・土日に繁忙するので休みにくい
・技術職なので練習が必要、流行など常に学ばなければいけない
・年功序列でなく実力主義
・一日たちっぱなしの体力がいる仕事
・アシスタント時は特に覚えることが多く大変
・肌が弱いと手荒れなど健康被害が出る場合もある
■向いている人
お客さんと会話が多く、基本的にコミュニケーションが好きな人が向いています。また、美容意識が高い人やファッションが好きな人も、そういった事が好きな人が多い業界なので向いています。
センスはそこまで必要ないですが、練習が必要な仕事でもあるので、好きなことにコツコツ努力できる人も向いています。
片方だけでも大丈夫ですが、両方適性がある人には天職になる可能性があるかと思います。
美容師以外にもブライダルスタイリストやカラーリストなど、複数の働き方があり、それぞれで適正があるので業界内に広く受け皿があるのが美容業界の特徴だと思います。
■その他
給与が非常に悪い、離職率が5割超えるなど、ネットで現在の美容業界を知らない人が書き込みしていたりします。
現状は少子化や美容師ブームの過ぎ去りによって、アシスタント不足になっており、給与はアシスタント初任給で月給20万以上出すところが多くなり改善され、完全週休2日化など雇用環境などもここ4・5年で急速に良くなっています。
とはいえ、美容師は良くも悪くもスタイリストになれば実力主義で、お客さんから選ばれると歩合制で給与が上がり、選ばれないとなかなか給与が上がらないです。
なので、20代前半で50万、中には100万以上の月収の人もいれば、30代、40代になっても20万円台の人もおり、適正によって収入が大きくかわる業界と言えます。
また女性が多く結婚・出産を機に退職や時短にする人も多いので、平均勤続年数や平均年収は現在でも一般的な他の職業よりも低くなっているのも事実です。
そういった実際のリアルを知るためにはネットだと「正しい情報・間違った情報、新しい情報・古い情報」玉石混合の状態なので、美容室などに髪を切りに行ったとき『現在働いている』アシスタントや美容師さんに質問・相談することをお勧めします。