2010「てっぱん」で尾道の海に、見知らぬ女性（実は祖母）が投げ捨てたトランペットを、ヒロイン瀧本美織が飛び込んで拾うシーンがあります。制服を着たままなのでわりと今回のと似てます。ヒロインが自分でつっこんではちょっとアレですけど 帽子の持ち主の子達やその親か祖父母と今後、縁があるのかもしれません わたしはこのベタな感じ、好きですよ 家族の中で守られている人生の始まり。ちゅ◯さんほどチャランポラン親父でなく、小うるさい爺様や常識ありそうな両親がついてて、ちゃんと叱ったりかまってもらえてそうで、前作と違って高校の入学式に仕事を休んでまで親はついて来てなさそうだし。 モデルがいてその人生が破壊されるより、架空のどこにでもいそうな普通の子のどんな話なのか、お気楽に見れそうで楽しみにしています。前作のトラウマで、意識高そうにことわざを散りばめて『羊頭を掲げて狗肉を売る』話はもう結構です。昭和の皮をかぶせた平成ストーリーを、ホンモノの平成の話が上書きしてくれるなら大歓迎。