回答(4件)
キャラクターや世界観に共通点のある別作品です まず前提として、タイトルに「鬼太郎」を冠する作品は単一の作品ではなく、膨大な作品群です 単一の世界線ではありません 『墓場鬼太郎』シリーズは昭和30年代後半に、貸本漫画として出版されたシリーズです (貸本というのは当時存在した貸出専用に出された書き下ろし単行本です) 幽霊族の生き残りである鬼太郎を取り巻く、怪奇で奇妙な出来事を扱った内容です (水木が主な登場人物という回答がありますが、水木はシリーズ初めに主に登場するまでで、中盤以降はフェイドアウトします) 目玉のおやじやねずみ男はこの作品で登場します 鬼太郎はトリックスター的なキャラクターであり、不気味さと愛嬌のある存在です 『墓場鬼太郎』は兎月書房、三洋社、佐藤プロ、東考社と複数の出版社で出され、それぞれで設定やキャラの性格、作風が異なります 『ゲゲゲの鬼太郎』は昭和40年代に講談社の少年マガジン連載以降に発表されるシリーズの総称です 当初は『墓場の鬼太郎』というタイトルで発表され、その後にアニメ化にともない『ゲゲゲの鬼太郎』と改題します 『墓場鬼太郎』の世界観や設定を取り入れつつ、子供向けの親しみのある可愛げなキャラデザ、そして「悪い妖怪と戦う」というヒーロー路線という作風です 髪の毛針、リモコン下駄、妖怪アンテナ、体内電気などの技や、砂かけばばあ、子泣きじじいなどの仲間は『ゲゲゲの鬼太郎』からのものです 『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズはその後に少年サンデーや週刊実話、漫画サンデー、コミックボンボンなどなど、さまざまな媒体で、さまざまな年齢層を対象として作風を変えながらも発表されます (中には大人向けで社会風刺色満載のものもあれば、SF風作品、精神世界的なものなど多彩です) 繰り返しますが『墓場鬼太郎』と『ゲゲゲの鬼太郎』は世界観やキャラに共通点がある別作品です 『ゲゲゲの鬼太郎』の過去編が『墓場鬼太郎』ではありません それぞれが独立した作品です ご不明な点があればお答えいたします
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