>ピクセルビニングを用いれば高感度性能と高画素化が両立出来ると思うのになぜそのようなカメラが出てこないのでしょうか?
価格が途方もなく高くなってしまうからでしょう。
既にピクセルビニングで1200万画素(1/4)にしているカメラがSONY α7S IIIです。価格は40万円です。ほぼ動画専用で写真を撮るには画素数が低すぎる。フル画素使えるようにスマホのように切り替え式にするとさらに価格は上がるでしょうね。
動画の場合は4800万画素など必要ないし、写真の場合1200万画素など解像度不足で話にならない。では中間取って2400万画素と4800万画素を切り替えると考えた場合、動画では論外ですね。
写真では2400万画素と4800万画素では実質的には意味がない。
4800万画素に乗るノイズは画素サイズに比例して小さいんです。だから、PCモニターで等倍まで拡大しない限りノイズは目立たない。
4800万画素で撮ったものと2400万画素で撮ったものを同じサイズで表示したら4800万画素の方が1/4に縮小表示されているので、ノイズも小さく縮小されて目立たない。
となると効果的なのは写真専用で2400万画素と9600万画素の切り替えなら実用的かもしれません。でもスマホ用の1型にも満たないセンサーとフルサイズのセンサーでは価格が桁違いなので、おそらく80~100万円以上の額になるでしょう。画像処理エンジンも2倍から4倍処理速度を上げないといけないので物理的に厳しいですよね。
それ売れますか? 2台持って使い分けの方が安く済みますよね。
まあ、センサーは高画素化は進行するし半導体の価格は低くなるので、いずれは50万円ぐらいで出てくるでしょうね。