ゆっくり働いている医者です。 ゆっくりと言っても、木曜日の半休と日曜日しか休みは貰ってません。 医者というのは、ずっと働き詰めです。 診察した患者がどうなるか、どうなっているか常に気にして生活します。 病院の外でも「先生」と呼ばれ、ずっとお医者さんの先生として振る舞います。 要は、人生を医者という人種に捧げないと、医者にはなれないということです。 但しその見返りとして、他人からの尊敬の態度と高い年収による生活安定が約束されます。 私が医者でよかったなと感じることは、 ・誰からも舐められない職業であること ・医者と名乗ると皆腰が低くなる、お偉いさんは態度を改めること ・広い家と高級車を維持できていること ・子を私立に通わせてあげていること ・患者から心から感謝されること あたりでしょうか。 他の回答を見ていて思うことは、本当に医者の働き方を知らないんだなと。 ずっと働き詰めだし当直もありますが、 我々は患者に対して治療を行うのが仕事です。ずっとやってるわけではありません。待機時間が大変多いということです。 営業してるわけでもなく、追われる数字もない。ただ、そこにいる患者のために治療を行う。それだけ。 これは大変な偏見ですが、私からすれば大手企業さんのほうがよっぽど疲れると思います。ずーっと働いてるじゃないですか、、、。 病院にくるMRさんなんて、我々がカンファ終わるまで待ってるし、待ってる間ずーっとパソコン触ってたそうじゃないですか。 私のところにくる銀行員もそう。 営業成績が悪いと出世できないと必死に働いているのに、成績とっても出世は運だと話します。片っ端から電話をかけることは年次高くなるにつれてなくなったそうですが。 まず色々な会社での働き方を調べてみるといいですよ。こんな偏見まみれの意見が溢れかえっているサイトでは悪影響になりかねません。