治った例はかなりあると思いますが、 長年だと、かなり難しいと思います。 妻の母が60過ぎですが境界例で、 数十年も色んな精神科に通っていますが、 どこの先生にも薬では治らない病気だと言われています。 主にカウンセリングが良いと言われていますが、 境界例の専門家でないとカウンセリングもままなりません。 はじめはおとなしくて良かったのですが、慣れてくると 先生に悪態や嘘をついたり、約束を守らなかったり、 男性の先生だと、懐柔したり、かなり依存的になりました。 逆に女性の方だと悪意が剥き出しで。。 ですので、境界例のカウンセリング経験を積まれた 熟練した方または専門家でないと、 喧嘩になったり、見捨てられたりして、 前にもまして症状が悪くなる場合があります。 周りの者は何とかしたいと思う程、振り回され、傷つきます。 本人は傷つけたり、振り回したり、嘘を言っている自覚はありません。 治療には熟練したカウンセリングを受ける事ですが、 住んでいる場所や、病院の有無、本人の決心や自覚、 金銭的な問題を考えるとかなり難しいです。 周りの者が病気としての理解を持ちつつ、精神的な距離を取り、 全員で一貫した応対をする事も重要になります。 ですが、簡単そうに見えてこれが家族で一番難しい問題です。 妻は母を見捨てたような不安に見舞われる事も多々あるようです。 僕は病気としての理解を深める事が先決だと思います。 えてして境界例の方はやっかいな人だと思われ、何を言っても 「性格が悪い」「わがまま」だと思われる事が多々あります。 どうか家族の方全員が病気の理解しつつ、 適切な治療を受けられますよう願っています。 以下のサイトに病院、金銭的な公的補助などの紹介もありますので、 ご参考下さい。 僕が義母を理解しようと参考にしたのが以下のサイトです。 境界例と自己愛の障害からの回復 http://homepage1.nifty.com/eggs/