シンエヴァでシンジはガイウスの槍でエヴァのない世界に書き換えました。シンジは我々の住む現実世界を望んだのでエンディングではドローン撮影によるものが使われていました。 僕個人の考察ですが、カヲルとレイが結ばれていたのは、おそらくエヴァの世界では相いれなかったアダムとリリス、ゲンドウとユイを表すためだと考えています。マリはシンジのチョーカーを外していましたが、チョーカーはシンジの罪や罰の象徴であり、それを外してポケットに入れていたことから、シンジの罪を共に背負っていくということの表れではないかと思います。 アスカに関しては考察が難しいのですが、僕はシンジを探しているとまでは言いませんが少し気にかけていると考えています。アスカが補完されるシーンで人形から出てくるケンスケがいますが、あのケンスケはアスカのことを式波ではなくアスカと名前で呼んでいることから、シンジである可能性があります。アスカはシンジに対して、ガキに必要なのは恋人じゃない母親よと言っていますが、あれはアスカのことも指していて、アスカの親的な立場でいるのがケンスケで、シンジはアスカにケンスケという居場所があると知って欲しかったんじゃないでしょうか。そしてアスカもそのことを理解していたんじゃないでしょうか。その考察ならば、アスカがホームでケンスケとではなく、一人でいた理由も頷くことができると思います。