少々回答内容は長く成ります。
整備士でエンジンが好きなので、自分が持っていたボロのバイクを分解しました(整備士に成る前の高校生の頃です・・此の時にエンジン内部を見たのが初めて)
何でこんなに重い物が回らなければいけないのか?此の時点で、脳内にはREの発想が有りました・・日中ピストンを綺麗に洗浄して、夜寝る時に布団の中で天井に向けてピストンを回しながら、REの発想です・・バンケル&マツダとは全く違うREです。
整備士に成り、頑張って自社工場を持てる様に成りました。しかし、如何しても独自発想のREが脳裏から離れ無い・・如何したら安く製作する事が出来るのか?
旋盤&フライス盤&研磨機&放電加工機&熔接機は各種持っている、全て中古機械で3,000万位で買っちゃいました!!全くの素人ですから、材料を選ばなければ成りません。
此の時にREの最大の欠点に気付いたのです・・REってローターハウジングの摺動距離が通常レシプロの4,5倍以上も有るのです・・地球外物質を使っても此の過酷な条件を満たす事の出来る素材は何処にも有りません。止めました・・
しかし、トルク伝達は360度有効なのです・・発想の転換です・・レシプロの好さとドッキングさせました。スプリット・サイクル・・エンジンです。現在のオットーサイクルは古過ぎて役には経ちません。
下図のL側はオットーサイクルですが、圧縮した以上は点火させますが、クランクのメーンジャーナル&ピンジャーナル&ピストンピンの成す角度は、粗一直線状で非常に強い力で、ピストンを下に押しても、有効なトルクの伝達は出来ません。
R図の様なスプリット・サイクルにすると、最大燃焼圧力発生点での有効なトルク伝達の出来る点でのIGタイミングの設定が出来るので、エンジン効率は非常に上がります。
4サイクルですが2ストと同じ様に一回転で一燃焼をするので、例えば軽の660ccで有っても、通常レシプロの1,320cc同等以上の出力は得られます。尚且つターボ仕様で3気筒の休筒シリンダー・システムを使用すると、500cc〜2,000cc位迄カバーの出来るエンジンですから、首都高速のノロノロは500ccで東名等の連続高速走行時には2,000ccのパワーで余裕を持って走行する事は可能です。
カルメロ・スクデリ・・エンジンが有りますが氏も私も特許は得ています。