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難し質問をされますね。意図がよく解りませんが、 ●密閉空気層の透湿抵抗値 ドイツやスウェーデンなどでは、Sd値と言う空気の透湿率をベースにいろいろの建材の透湿率を表示していますがこのSd値の計算の中でベースに成る空気の透湿率δa(kg/m・s・Pa)を周りの温度と気圧に依存する形で以下の様に示します。 δa=2.0 x 10^-7 x (T^0.81/Pn) で計算します。 T:周辺温度(℃) Pn:気圧、通常気圧101325Paが使われる場合が多い。 透湿率を出して、それを分母にして空気層厚さ(m)を割れば、透湿抵抗値が出てきます。ご自分でやってみて下さい。 ●通気層の透湿抵抗値の簡略値 建築の世界では、通気層に関しては、もっと手軽な方法で簡略値を使います。単位は日本でよく使われる、m・s・Pa/ng です。 ー外壁の通気層で層厚が18mm以上の場合: 0.00086 ー外壁の通気層で層厚が18mm以上の場合でかつ通気ルートに障害物がある場合、空気層厚が 18mm未満で9mm以上、屋根の通気層で層厚が18mm以上の場合: 0.0017 ー外壁の通気層で層厚が9mm以上の場合でかつ通気ルートに障害がある場合、屋根の通気層で通気層厚が 18mm未満で9mm以上の場合: 0.0026 という事で、層厚9mm未満は通気層とは呼ばれない訳です。 以上でお答えになっていますか?
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