くさかんむりの真ん中が離れている「++」は旧字ですか?

補足

婚姻届に記入する際に、くさかんむりで記入してしまったのですが、 旧字体であれば受理されそうなのですが、 この場合はどうなのでしょうか?

日本語505,528閲覧xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">25

10人が共感しています

ベストアンサー

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう

ThanksImg質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。役所で相談してみました。漢字についてとても厳密にチェックされました。

お礼日時:2008/1/28 13:14

その他の回答(1件)

[十十]は、「正字」とは言えますが、旧字体と言うのは適切ではありません。 活字では昔から[艹]の形で、画数を数えるときは四画に数えたのです。 漢和辞典でも上田萬年等『大字典』、服部宇之吉・小柳司氣太『詳解漢和大字典』などは[艹]の形でした。 簡野道明『字源』は頑張って[十十]の形に作字していますが、サイズの大きい親文字だけであり、 それ以外の解説部分や熟語などでは普通の活字で[艹]の形のものを使っています。 活字では字体を変えると、6pt,7pt,8pt,9pt,10pt,12pt,14pt,16pt,……と 文字サイズごとに母型(鋳型)を作り替えなければなりません。 写真植字が発明されて、レタリングで一字描いて文字盤にセットすれば、希望のサイズに変えられるようになり、 諸橋轍次『大漢和辭典』はこれによって“正しくはかくあるべし”という字体をデザインし、 小サイズの文字まで全面的に使うことができたのです。 『新字源』 (角川書店) も同様です。 その後の漢和辞典はほぼこれを踏襲しています。 最新の『漢語林』 (大修館書店) は表外漢字も[艹]で統一したように聞いています。 したがって[十十]の形の字は「正字」ではあっても、「旧字体」と言うのは適切ではないのです。 戦前の書籍はみな[艹]の形の字を使っていたのですから。 『常用漢字表』では  巻 (卷) のように、新字体の後に対応する旧字体を添えていますが、クサカンムリの字にはそれがありません。 つまり前から使われてきた字をそのまま採用したのであって、字体の変更はなかったということです。