子どもに強く叱ること＝正解なわけでは ありませんよ。現場の先生は、この状況で この子に対してだから強く叱った、でも 他の子が同じことをしても強くは叱らないかも しれません。その見極めが重要です。 たとえば、毎日のように朝の会で雑談をしてしまう 4歳のAくんとBくんがいたとします。そこへ 普段は、静かにしているCくんがあなたが実習に 行った日に偶然、A、Bくんとの会話に 巻き込まれたとします。 先生にAくんとBくんは叱られました。 Cくんは叱られませんでした。でもCくんは、 叱られなかったから、自分だけは朝の会の最中に 話しても良いんだとは思いませんよね。 実習の期間内に、こういう状況だから 叱られた、その子の背景はこうでと見極めをするのは 難しいことでしょう。 また、実習生は子どもとの信頼関係が不足している分、 同じような言い方で指導したつもりでも 通じないこともあるでしょう。 しかし、それが勉強です。こういう場合は どうなのだろうと考えて、試行錯誤し、 わからないときは先生に聞いてみる、 実践して、また考えることの繰り返しです。