なるべく詳しくということなので、長くなりますが、最終回のあらすじです☆ 先週、左衛門が倒れたところで終りましたね。 動揺する恭之助をあやめは「元気気出して、私が付いてるから」と励ます。 一方、あやめのヌード写真騒動で結納をすっぽかした一弥は澤山家を破門されてしまう。 優奈は学校であやめを平手打ち。 「あんたのせいで弘樹は歌舞伎を失った」と言われ、責任を感じるあやめ。 恭之助は厳しい稽古を受けていた。 プレッシャーで押しつぶされそうな恭之助。 「河村くんならできるよ、みんなが期待してるんだし頑張らなきゃ。」とあやめに言われるが素直に受け入れられずイライラしてしまう。 完二郎のもとに一弥がやってくる。しばらく家に置いてやることに。 病院で恭之助は医師に「手術しても５年後の生存率は３０％」と説明をうける。 一弥が世左衛門のお見舞いに来ると病院の廊下であやめと会う。 「私のせいだよね、結納すっぽかしたの」と気にするあやめ。 「あやめちゃん笑って。そんな顔してたら僕まで辛くなっちゃう」と一弥はあやめの肩に手をおく。 その様子を見てしまった恭之助はショック。 恭之助は稽古場で、一弥が結納をすっぽかして破門された事を知る。 「十年間もずっと想いあってたんだ。簡単に忘れられるわけねぇよ・・・」と恭之助は改めて考え込む。 一弥はあやめに水族館のチケットを渡す。 前に一緒に行けなかったから、今度の土曜に一緒に行こうと。 その夜、恭之助はあやめに「土曜どっか遊びに行かない？」と誘う。 しかし土曜は一弥との約束が。あやめは「夜までバイトなんだ、ごめんね」と嘘をつく。 一弥は恭之助に「近いうちに実家に帰ります。その前にあやめちゃんに気持ちを伝えます。土曜に会う約束をしているので。」と伝える。 あやめが自分に黙って一弥に会おうとしている事に気付き、恭之助はショックを受ける。 突然、世左衛門が病室から居なくなった。 恭之助が探し回ると屋上で稽古をしていた。 「お前が半端な踊りを見せるつもりなら、私が舞台に立つしかない」と。 恭之助は「鏡獅子は俺がやる。何が何でもやりとげて見せる。だから俺を信じてくれ」と言う。 あやめと一弥は水族館に来ていた。 しかしあやめは、恭之助と来たときの事ばかりを思い出してしまう。 「この水族館、河村君と来たの。ヒロ君に貰ったブレスレット、失くしちゃって河村君が必死で探してくれて。河村君はいつもそばにいてくれて元気づけてくれた。私はやっぱりもう、ヒロ君と一緒には…」とあやめ。 一弥は「わかってるよ、あやめちゃんの気持ちがもう僕にないことは。恭之助さんならあやめちゃんの望みを叶えてくれる。僕が唯一認めた人だから」と言った。 恭之助は帰ってきたあやめに「話があるんだ。今は歌舞伎のことだけを考えたい。今の俺にあやめのこと守ってくの無理だ。お前のことあきらめる」と言う。 あやめはショックを受けるが無理して笑顔を作り「うん、わかった、今まで本当にありがとう」と去る。 恭之助はシズさんに「ああでも言わないとあいつは一弥のところに行けない」と話す。 あやめは公園で泣いていた。 恭之助はふっ切ったように稽古。 一弥は田舎に帰る準備をしていると完二郎がきて「ちょっと付き合えよ」といわれた。 連れてこられたのは病院の屋上。 世左衛門も弟子に車椅子で連れてこられる。 そこには歌舞伎の衣装を着た恭之助が。 完二郎が「これより河村恭之助の鏡獅子を行います」と。 そして鏡獅子を観覧する一弥と世左衛門。 堂々と踊る恭之助。 左衛門は「良い舞台だった。本番も頼んだぞ。お前なら出来る。」と。 一弥は涙を流して見ていた。 恭之助と一弥。 「あの演技を見てもお前、まだ歌舞伎辞めるとか言うつもり?」 「いいえ、澤山家に行って許しを頂けるまで頑張ります。そして恭之助さんに追いつくように頑張ります。」 「じゃあ待っててやるか。お前は俺の相棒だからな。」 そして、「じゃ、あやめによろしくな。」と言って去ろうとする恭之助。 一弥は「えっ？」と呼び止める。 「あやめちゃんはもう・・・・」 その後、澤山家に戻り必死で頭を下げる一弥。 「優奈の親としてお前を許せるわけはない。だが、本当に一からやり直すというのなら・・・」と許しをもらった。 優奈は「私、留学する事にしたの。私も弘樹に自慢出来るような何かを見つけてみせるから。」 こうして一弥はもう一度、一から歌舞伎を頑張ることに。 夜、「さよなら、河村君・・」と去ろうとしているあやめ。 すると「あやめ！」と呼ぶ声。 振り返ると恭之助が。 見せたい物があると言って夜景の見えるビルの屋上にあやめを連れて行く。 そして、歌舞伎座を指さし、必ずあの場所で一番になると誓う。 「あやめ、お前には特等席を用意してやる。永遠にお前だけしか座らない、俺の隣っていう特等席だ。あやめ、好きだよ。」 「私も、大好きだよ。」とあやめは笑顔で恭之助に抱きつく。 そして二人はキス・・・ＥＮＤ☆