「素材別のお手入れ方法~役立つ基本知識・結び方」を紹介!
丸山理奈さん
おしゃれな男女が通う、人気スニーカーショップのプレス。もちろんその知識は超一級。
素材が変わればケアの仕方も変わってきます。使い分けて、いつでも一番いい状態をキープして!
基本のお手入れはどの素材も流れは一緒です。履いた後にブラッシングして汚れを落とし、防水スプレーをかけておくといいでしょう。
汚れや水気を残したまま保管すると、色落ちやシミの原因になるので注意が必要。ちなみにラバー部分は消しゴムで汚れが落ちます。
歯磨き粉&歯ブラシ
目の詰まったキャンバスの汚れを落とすには、細かい所まで届く歯ブラシがうってつけ。歯磨き粉を使うと汚れが落ちやすい。終わったら陰干しを。
スウェードのケアはブラッシングがメイン。毛足の根元の汚れにも効果的なお手入れ方法。
落ちにくい汚れには消しゴムを。市販のスウェード専用消しゴムならさらにベター。
スムースレザーは濡らした布を強く絞ったもので拭こう。水分が多いと革の劣化につながるので注意が必要。
あると便利なお手入れグッズ。手軽に使えて、効果も大きいので、揃えておきたいところ。どれもホームセンターなどで購入できます。
ジェイソンマーク
2007年に設立されたシュークリーナーブランド。特にオススメなのが、ブラシやクリーナーがセットになったパッケージ。使い勝手のよさはもちろん、グッズとしてのデザインもかなりおしゃれ。
消しゴム
実は消しゴムはスニーカーケアの必需品。特にミッドソールの汚れを落とすには一番有効で、砂消しのような硬いものよりも、通常のものの方がシューズを傷めないので使いやすいはず。
シューグッド
スポーツ用シューズにも使える、補修材。アッパーとソールの境目の剥がれを直すのや、減ったソールを補修するのに使えて便利。新品の状態でソールに塗れば、より効果的。
磨いているだけでいい香り! みるみる落ちる洗浄力
世界で人気のスニーカーアクセサリーブランド「ジェイソンマーク」のこの液体クリーナーは甘いシャンプーのような香りが特徴。水につけたブラシに少量垂らすだけで洗浄力が半端ないのに驚き!
少しの力でよく泡立つ! しかもブラシが扱いやすい
ブラシを濡らし、液を少したらし、靴を磨くだけでみるみる泡が増えていく。汚れが落ちて黒い泡に!
泡タイプ、液体タイプがあったが、もっとも汚れが落ちたのはこの「液体」から泡になるタイプだった
ゴムも合皮もイケるコスパ最強スニーカーシート
1枚54円となんといってもコスパ最強の「オージーブライトネス」は1枚の液量が多く、汚れを確実に落としてくれた。ゴム部分や合皮の部分が落ちづらい他製品も多いなか、合皮の部分も力を入れず、やさしくなぞるだけでピカピカに。これはスニーカー好きな人も大満足の逸品です!
ゴムも合皮もラクにみるみる汚れが落ちていく。まさかの長く履いた靴の深いシワ部分の汚れもキレイに落とすことができた!
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スニーカーを履くのなら、覚えておきたい色んなコト。すぐ役立つ基礎知識、知ればきっとスニーカーライフがもっと楽しくなる!
それぞれのパーツにもちゃんと名前がついています。呼べると、ちょっとこなれて見えるかも。
〈01〉ライナー
裏地全体のこと。一番足に近い部分だから、フィット感や履き心地とも大きな関係が。
〈02〉ヒールカウンター
かかとに入った芯の部分。ここの硬さや形は、歩きやすさを左右する重要な要素のひとつ。
〈03〉タン
足の甲に触れる、舌のような形のパーツ。スケートシューズはここが厚いのも特徴。
〈04〉シューレースホール
シューレース、靴紐を通すための穴。ハトメという金属の補強がついていることも。
〈05〉アッパー
ソールを除いた全体のこと。素材や色、形など、一番デザインの幅があるので個性が出る。
〈06〉トゥ
その名の通り、つま先のこと。ヒールの次に消耗する部分なので耐久性も高くなっている。
〈07〉ミッドソール
歩行を支える中底部分。素材次第でクッション性や疲れにくさがかなり変わってくる。
〈08〉アウトソール
地面に触れる靴底の呼び方。モデルごとにその模様、ソールパターンが違うのもポイント。
ちょっとのテクで見違える!
何気ない紐(ヒモ)通しも、やり方次第で印象が変わる。モデルによって使い分けて。
つま先側の穴の、外から内へ紐を通し、左右の長さを揃える。
紐を交差させながら、穴に通して行く。指を挟むときれいに。
タンの穴には、下側の紐だけを通す。上の紐で隠す。
そのまま最後まで。紐がねじれないようにするのがコツ。
つま先側のホールに紐を通し、左右の長さを3:2くらいに。
最後は余った部分を結んで、内側にしまえばできあがり!
長い方の紐を、巻くような感覚で左右の穴に順番に通していく。
活用できている人が意外と少ない、特殊な方法。
足首側まで通すのは普段と同じ。でも、その横の穴を活用することでもっと快適になる。
一番上の穴は内から外へ紐を出し、それを横の穴の外から内へ通して輪を作る。
作った輪の中に、反対側の紐の先端を通して、そのままギュッとひもを締める。
そのまま蝶結びをすれば完成。こうするとかかとがすべりにくく、ホールド感もアップ!
レディースMe 編集部
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