【更新】2024年1月4日:最新のランキング、定番シリーズ・歴史の豆知識などを追加しました!
快適な履き心地、そしてベーシックで飽きのこないデザインがスニーカーフリークのハートを捉えて離さない、ニューバランス(NB)。
今回は人気スニーカーランキングをはじめ、豆知識や歴史などニューバランスの魅力を徹底解説しています!
スニーカー編
【1】人気スニーカーランキング
【2】定番シリーズ
【3】履き心地のヒミツ
【4】代表色「グレー」の種類
【5】NBスニーカーの豆知識
【6】人気のキッズモデル
歴史編
【7】ニューバランスの歴史
【8】NB歴史の豆知識
【10】前回の人気ランキング
574など品番の前に付くアルファベットですが、MはMENS(男性用)の頭文字で、WはWOMENS(女性用)の頭文字です。女性は基本「W」のついたモデルを選びましょう。
※1000シリーズはMのみですが、最小23cmからあります。
NB定番7モデルのなかで、一番好き・おすすめなのは何ですか?
アンケートの総投票数: 200
投票期間:2018年10月13日~2018年1月9日
│SIZE│22.0~26.5cm
│PRICE│2万7000円
1989年にオンロードのランニングシューズとして登場した名作。エンキャップとCキャップを組み合わせ、ハイレベルな安定性とクッション性を実現させています。
ニューバランスを代表するロングセラーモデルとして今でも根強い人気があります。
WR996を愛用している貴方の年齢は?
65票(33%)
│SIZE│22.0~25.0cm
│PRICE│9900円
4位の「576」のデザインをベースにした妹分的存在が574。リリースは1990年代後半です。
ミッドソールにエンキャップを搭載するなど本格的な作りでいながら、アンダー1万円というお手頃なプライスも手伝って人気を博し、2005年頃からバリエも急増しました。
WL574を愛用している貴方の年齢は?
59票(30%)
│SIZE│23.0~29.0、30.0cm
│PRICE│2万7000円
J.クルーの別注で火がつき、女性にまで飛び火した大人気モデル。でも80年代後半に企画された当初は、量産の技術が及ばず断念…。
しかし、日本からの強い要望で「M1500」の後にリリースされた歴史を持つ1足です。「M1300」を継承する大きめのNマークがポイント。
M1400を愛用している貴方の年齢は?
26票(13%)
│SIZE│23.0~25.0
│PRICE│2万6000円
1988年の登場から30年経った今でも大人気の名モデル。凸のあるアウトソールをもち、高いグリップ力があります。
ボリューミーなつま先部分の形状や独特なカラーリングでストリートでも大ヒット! こちらはメイド・イン・イングランド。
W576を愛用している貴方の年齢は?
17票(9%)
│SIZE│23.0~29.0、30.0cm
│PRICE│2万4000円
1999年にリリースされた1000番台最後のモデルを、アメリカ製で復刻。
アウトソールに「Nデュランス」で耐久性を、ミッドソールに「アブゾーブ」を全面に敷くことで、抜群のクッション性を実現。高価格に見合うだけの機能性を有しています。
M1700を愛用している貴方の年齢は?
13票(7%)
│SIZE│22.0~25.5cm
│PRICE│2万5000円
1982年にリリースされ、100ドル(当時1ドル=280円)という、当時のスニーカーとしては驚愕の価格が大きな話題になった99Xシリーズの12代目がこちら。
現在まで「994」という品番はいまだ使われず、「990」の名を4度使用することに。
W990v4を愛用している貴方の年齢は?
11票(6%)
│SIZE│24.0~29.0、30.0cm
│PRICE│2万3000円
「M1300」は数年に1度復刻する、ファン垂涎のプレミアムスニーカー。
極上の履き心地と、スティールブルーと呼ばれる青みがかった美しい色合いで人々を惹きつけてやみません。今のところ5年周期ベースで復活していて、次の発売は2020年とも。
M1300を愛用している貴方の年齢は?
9票(2%)
海外&日本のおしゃれさんが実践している、NBコーデを紹介!
無くてはならない900、1000、500の定番3シリーズをはじめ、話題の4シリーズを厳選!
それぞれの特徴をカンタンに解説しています。
ファッション性と機能を兼ね備えるバランサー
オンロードを走るために作られた、ブランドの顔的なシリーズ。最新技術をいち早く取り入れ、履き心地を追求しています。
先進の技術を投入するフラッグシップモデル
NBの中でもっともラグジュアリーな位置づけ。そのときどきの最新技術&機能を集結して作られています。ソールが分厚いモデルも多く、その場合は小さいN(チビN)を採用しています。
オフロード対応からストリートに拡大!
900、1000に並ぶ人気シリーズで、ぽってりとしたフォルムが特徴。悪路でも安定した歩行を提供するために作られているので、フィット感もかなり重要視されています。
900が生まれる前から作られていたシリーズ。今見るとカラーも素材もレトロで、逆に新鮮なワクワク感があります。
代表モデル:U420、M620など…
過去に実在したテニス用シューズを2014年に復刻したのが、コートシリーズ。その魅力は、NBのなかでも群を抜く「軽さ」。どれも超軽量な仕上がりで、全然疲れないと評判です。
代表モデル:CRT300、PROCOURTなど…
先ほど紹介したオフロード対応の500を、さらに山向きに特化させたのが、このトレイルシリーズ。山歩きやトレッキングにぴったりです。
代表モデル:RAINIER、TRAIL BUSTERなど…
最新のNBを象徴するラインで、シャープなフォルムはスポーティさを加味した結果。
代表モデル:ML2016、CM600Cなど…
踵&甲は固定して、足先に余裕を残す独特の設計!
NBが好きな人がその魅力に挙げるのが「履き心地の素晴らしさ」。矯正靴の製造からスタートした歴史が履き心地に影響しているのは予想がつきますが、では実際にどんな工夫がされているでしょうか。
定番のM1400を題材にヒミツを探ってみました。まずはラスト(木型)から。M1400に用いられるのは主流2型のうち、ゆったりめのSL-2という型で、トウ周りのボリューム感は一目瞭然。指を圧迫せず、走行時の自然な足運びをうながすのがこれの狙いです。
でもガバガバにならない理由は、土踏まずをグッと押し上げて支える秘伝のアーチサポート構造および、踵や甲周りのフィット感の高さにあり。履き口やタンのクッション材の厚みからも、ココをしっかりホールドせんとする意志が感じられます。さらに注目すべきは、アッパーの前面が甲だけでなく足裏までをぐるりと覆う、足袋のような構造。NBの履き心地を「包み込まれる感覚」と形容するファンは多いですが、これはかなり言い得て妙というわけです。
NB好きの「一度履いたら他に戻れない」な~んて証言は何も感覚だけの話じゃなく、これだけの裏付けがあるんです。
街での馴染みやすさと、白より汚れが目立ちにくいという理由でも採用されたグレー。じつはNBグレーと称した定番に加えて、微妙に異なるバリエが存在するんです。
※写真右から
■NBグレー
990v4にも使われているNBグレー。これがNBで一番の王道になっています。
■ウォームグレー
やや黄みがかっていて、クラシカルな趣と温かみが感じられます。
■スティールブルー
こちらもNBを代表する青みがかったグレー。傑作1300や、1400でも使われています。
■クールグレー
すっきりモダンな印象のある色み。他と違い、裏革ではなく表革のシンセティックも特徴です。
■チャコールグレー
チャコール(炭)の名通り、黒みのあるシックなグレー。2002年以降の2000シリーズでは定番色に。
アメリカはポッテリ、イギリスはシャープ。製造工程もほぼ変わらず、使っているラストも同じだけれど、イギリス製の方がシャープです。これは素材のレザーと吊り込む職人さんの手、気候の違いからくるものと、最高責任者クリス・デイビスさんが証言しています。
最近ジワジワと増えているのが「***.5」なテン5シリーズ。これは、他モデルのソールユニットを合体させたハイブリッド系のこと。最初のML997.5、M991.5は完売して、系列モデルが続々と出てきています。
おなじみの「Nマーク」。有名な小N(チビN)だけじゃなく、最近はパフォーマンスモデルに使われる速そ~な細Nや、デザイン系モデルに採用されているパンチングNもあるんです。
やや長丈のアメリカ製ソックス。足回りは甘撚りでスニーカーライクな超コンフォート。それでいて、リブのテンションは強めだからダダ下がりしないのが◎。NBストア等で購入できます。3足3000円
足の形や履き方によって個人差はありますが、新製品で、フラッグシップモデルに近づくほど履き心地は快適に向かいます。現状、一般的な女性にとって最も履きやすいとされるのは、W990と思われます。
履いた後にブラッシングして、スニーカーに付いたホコリや汚れをこまめに落とします。その後、スニーカークリームを薄く伸ばして付け、保湿し、革が潤った状態を保て、キレイな状態のまま履けます。
皮革製品なので、なるべく雨の日には履かない方が得策。ただ突然の雨に濡れることも想定して、防水スプレーを吹き付けておくことは必須。汚れを遮断してくれ、日焼けによる色の劣化も予防します。
同じスニーカーをなるべく毎日履かずに、何足かをローテーションして1足にかける負担を減らすことが大切です。1日履いたら、乾燥した日陰で1日以上は休ませてあげるのが理想的です。
お子さんとリンクするのも素敵!
ニューバランスで人気の4つのキッズモデルを紹介しています。
人気の幼児向けシューズ!
美しいシルエットに加えて、着脱させやすいベルクロストラップの機能性、さらにリーズナブルな価格設定によって、ニューバランスの幼児向けシューズの中で良好なセールスを記録しているFS996。
多彩な保護機能が歩き始めの足を安全にサポートしてくれるので、子供のファーストシューズとして支持率が高いんです。4600円
着脱の簡単なキッズモデル!
人気の高い「KV996」のキッズサイズに、2018年に新色モデルが登場しました。定番カラーのグレーとネイビーベースにアクセントカラーを配した。着脱の簡単な点も嬉しい。5200円
未来のスポーツ選手の足を育む
裸足感覚を再現する2mmドロップと、つま先の高低差が未来のスポーツ選手の足を育てる応援シューズ。波状インソールが足裏を健やかに刺激します。5500円
CRT300のキッズサイズ!
大人気のコートモデル「CRT300」のキッズサイズ。毎シーズンにピッタリなカラーリングが登場します。こちらも着脱の簡単な構造を採用。5500円
いまから100年以上前に米国・ボストンでスタートした「ニューバランス社」の軌跡を解説しています。
1940年 ─ スポーツの世界でも、その機能性を証明。
1960年 ─ 足長だけでなく足幅も選択可能になり、ランナーから高い評価を獲得。
1972年 ─ ブランド発展の大きな転機。営業、マーケティングに優れたビジネスマン「ジム・デービス氏」がニューバランスを買収。
1978年 ─ 女性専用木型を使用したモデルを初リリース。
1982年 ─ 自ら「1000点満点で990点」と採点した傑作、990が発売。
1985年 ─ 名作M1300をリリース。
ニューバランスというブランドの原点を追い求めると、1906年のマサチューセッツ州までさかのぼります。英国からの移民であったウイリアム・J・ライリーによりアーチサポートや偏平足、ハイアーチなどを治す矯正靴のメーカー「ニユーバランス・アーチ」がボストンに設立されたのが出発点。
ライリーの作る、鶏の3つのかぎ爪をモチーフにしたアーチサポートや矯正靴がユーザーからの高い評価を得ると、彼はその快適な履き心地を矯正靴だけでなく、一般のシューズにも応用することを思いつきます。
こうして1938年に同社初のランニングシューズが誕生。このシューズは地元ボストンのランニングクラブ「ブラウン・バッグ・ハリアーズ」の依頼で製造された一足であり、アッパーにはカンガルーレザーを、アウトソールにはクレープソールを使用していました。そのクラブに所属したダニー・マクブライドがニューバランスのシューズを履いてロードレースに出場するなど、スポーツにおいてもニューバランスの名は徐々に浸透していくことに。
その後もグリップ性に優れたさざ波状のリップルソールや、世界で初めてのウイズ(足幅)サイジングを取り入れたランニングシューズ、トラックスターでランナーから支持を集めるなど、順調に事業を推移させた同社は1972年、ひとりの青年によって買収されるのでした。
その青年こそ、現在もニューバランスの取締役会長を務めるジム・デービス氏。ビジネスマンとして営業、マーケティングに才覚を見せた彼は、自ら会社を営する道を志し、対象となる会社を探していた。そんな時出会ったのがニューバランスだったのです。アーチサポートや矯正靴製造で培った同社一の技術力や快適性が、スポーツシューズ業界においても必ずや大きな武器になり、業績を飛躍的に拡大できると考え、買収に踏み切りました。
ジム・デービス氏による買収以降、ニューバランスはランニングカテゴリーで積極的に勝負に出ます。205、320、スーパーコンプといった前足部の屈曲性を妨げないインステップレーシングを採用したモデルが着実にランナーを魅了。その中には320を履いて1975年のニューヨークシティマラソンを制したトム・フレミングも含まれます。
そして1982年には走行安定性、クッション性を高次元で兼ね備えたM990を発表。このシューズはニューバランスのみならず、当時のスポーツシューズ業界で最高峰の機能を有していたという声も多く、このモデルの登場がランニングカテゴリーにおける同社のポジショーンを決定付けることとなりました。
その後のニューバランスの快進撃はご存じの通り。上級モデルの一部に関しては現在もアメリカ国内で製造するなど、クラフトマンシップが感じられるフロダクトは、今後も根強い人気をキープしていくことでしょう。
今では当たり前なNマークを採用したのは、1976年リリースのM320モデル(上写真)が初なんです。
創業者ウィリアム・ライリーが裏庭のニワトリの爪を見て「完全な“バランス”がある」と閃き、3点で支えるインソールを製造したことに由来します。
著名人でニューバランス愛用者という話をよく聞きます。とくにアメリカでは大統領や有名企業のエグゼクティブなど、多くの知識人が履いているんです。
中でもとくに有名で面白い逸話を持った4人について、少し詳しく紹介していきます。
アメリカの大統領は、ほぼ必ずニューバランス
2009年、初の黒人大統領として第44代アメリカ合衆国大統領に就任したバラク・オバマもニューバランスの愛用者。M993を着用する姿や、M990のバージョン3を履いてランニングする姿が度々激写されました。
アメリカ大統領とニューバランスの蜜月関係は強固で、以前にはブッシュ大統領がニューバランスの本社や工場を訪問する姿も。現在、アメリカ生産にこだわるほぼ唯一スポーツメーカーとして大きな誇りを持っている同社に対する大統領の信頼は厚いのかもしれません。
M1300を愛用し、幾度も着用した姿を目撃されました。
アメリカを代表するデザイナーで、アメリカン・トラッド牽引の立役者の人と言っても過言ではないラルフ・ローレン氏。1985年頃にはM1300を履いている姿が度々見られ、「まるで雲の上を歩いているようだ」なんて、実際本人の口から発せられたのか否か、真偽も不明な噂が流れたほどです。
発言が本当だったかは別として、当時130ドルもする高額スニーカーに何度か足を通していた訳ですから、何かしら思うところがあったのは事実。きっと好きだった、と解釈しておきましょう。
日課のジョギングにもニューバランスを着用。
1992年、第42代アメリカ合衆国大統領のビル・クリントンは、ニューバランスのM1500を履いて大統領戦に見事勝利。その後もニューバランスを履いて、日課のジョギングを楽しんでいる姿が、さまざまなメディアで伝えられました。
これにより、ニューバランスの信頼度、知名度はさらに向上。弁護士や医師、企業のエグゼクティブがこぞってニューバランスを購入しました。無料でメディアに掲載され、宣伝まで出来てしまい、当時の売り上げもアップしたそうです。
まるでユニフォームのように。
アップル社の共同設立者のひとりである故スティーブ・ジョブズもニューバランスのM991やM992を愛用。黒のタートルネックとブルージーンズに、ニューバランスのグレーのスニーカーというスタイルは彼のトレードマークとなり、どこのブランドを愛用していたのかが論争になるほど。
さらには同じ黒のタートルネックを数百着単位でオーダーなんて逸話も残っており、もしかしたらニューバランスのスニーカーもダース単位でオーダーしていた可能性もあります。
買うならコレ♪
ニューバランスの人気スニーカーランキング!
街を歩けばみんな履いている♪ おしゃれスニーカーの超定番ブランド「ニューバランス」。
今回は定番の996・安い574・キレイめの1400などなど、ニューバランスの人気スニーカー(モデル・シリーズ)ランキングを発表しています。
人気ランキング(アンケート投票結果)
安くてカラバリ豊富♪
「梨花」さんも愛用している574は、クッション性・デザイン性などニューバランスの良さがたくさん詰まった定番モデルのスニーカーです。
しかもお値段は1万円くらい。ニューバランスの中で1番リーズナブルな価格設定も魅力です!
226票(42%)
どんなスタイルにも合わせやすい♪
シルエットが太すぎず細ぎない、とってもバランスが取れている996。こちらは愛用している方が多い「定番」のモデルです。
574からもうワンランク上が欲しい!という方にもおすすめ。
152票(28%)
スッとしたシルエットと上質スエードの大人顔♪
上品に履きこなせると評判の1400は、安定した人気があり「上質なスエード素材×高いクッション性」もポイント。
きれいめが好きな方や、おしゃれなママさんにおすすめです。ちなみにNマークには反射材素材が使われているので、夜道のランニングやジョギングにも使えちゃいます。
84票(16%)
カジュアルコーデと相性抜群!
足を包み込むようなフィット感!履き心地が非常に良くて歩きやすい990。シルエットは「ぽってりめ」。数あるモデルの中でも特にスポーティなデザインです。
43票(8%)
おしゃれ&ランニングの良いとこ取り♪
80年代に軽量スニーカーとして人気だったレトロランニングモデル。
トゥに向けたスリムシェイプなシルエット。カラフルなカラーコンビも特徴で、着こなしのアクセントにしやすいです。
31票(6%)
【ニューバランスもランクイン♪】女性に人気のスニーカーブランドを一覧で紹介しています。
【ニューバランスってどうなの?】みなさんのツイートによる口コミ・評判をまとめています。
【これでオシャレになれる!?】海外おしゃれさんのスニーカーコーディネートまとめ。
レディースMe 編集部
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