JAK阻害薬
致死率の高い薬疹「中毒性表皮壊死症」、治療薬開発とメカニズム解明が課題 新潟大学は10月29日、重篤な薬疹である中毒性表皮壊死症(以下、TEN)の予後を改善させる新規治療法を開発したと発表した。この研究は、同大大学院医歯学総合研究科皮膚科学分野の…
米・University of California Irvine School of MedicineのNatasha Mesinkovska氏らは、12歳以上の円形脱毛症(AA)の患者を対象にリトレシチニブを評価した国際多施設共同二重盲検ランダム化比較試験用量設定試験ALLEGRO-2b/3の事後解析を行い、全頭型脱毛…
米・Stanford University School of MedicineのJustin M. Ko氏らは、重症円形脱毛症(AA)に対するJAK阻害薬バリシチニブ増量の有効性を検討するため、AA患者対象の多施設共同プラセボ対照第Ⅲ相ランダム化比較試験BRAVE-AA1およびBRAVE-AA2のプール解析を実…
第III相試験2件(TRuE-AD1およびTRuE-AD2)の統合データを用いて、12-17歳のアトピー性皮膚炎患者245例に対する1.5%ルキソリチニブ(RUX)クリームの安全性、有効性および長期疾患コントロールを評価。患者をRUXクリーム(0.75%または1.5%)または基剤に…
日本リウマチ学会はこのほど、関節リウマチ患者における「ウパダシチニブ」(販売名:リンヴォック錠)使用中のニューモシスチス肺炎(PCP)および間質性肺炎(IP)発症に関して注意喚起する文書をホームページに掲載した。市販後全例調査により重篤有害事象…
治療法が十分に確立されていない皮膚血管炎IgAVとCLV 名古屋大学は11月21日、IgA血管炎(IgAV)および皮膚白血球破砕性血管炎(CLV)の患者皮膚において、ヤヌスキナーゼ(JAK)という酵素が活性化していることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大大…
円形脱毛症(AA)に対する新規治療薬の有効性と安全性が示された。杏林大学皮膚科学内講師の木下美咲氏は、AAに対するJAK3/TECファミリーキナーゼ阻害薬リトレシチニブに関し、最長36カ月にわたる長期安全性および有効性を評価する多施設共同第Ⅲ相非盲検試…
欧州リウマチ学会(EULAR)が発表した最新のレコメンデーションでは、関節リウマチ(RA)治療において、メトトレキサート(MTX)および従来型合成抗リウマチ薬(csDMARD)を用いても疾患活動性の低下や寛解が達成できない場合に、JAK阻害薬や生物学的製剤(b…
中国・Lanzhou UniversityのMing Liu氏らは、円形脱毛症(AA)に対するJAK阻害薬の有効性と安全性を検討したランダム化比較試験(RCT)のシステマチックレビューおよびメタ解析を実施。「JAK阻害薬はプラセボと比べ毛髪再生効果があることが示唆された。効果…
ファイザーは昨日(6月26日)、全頭型および汎発型を含む円形脱毛症(AA)に対する経口JAK3/TECファミリーキナーゼ阻害薬リトレシチニブ(商品名リットフーロカプセル50mg)の製造販売承認を取得したと発表した。AAの全身治療薬としては、昨年(2022年)6月…
重症および/または治療困難なアトピー性皮膚炎(AD)患者において、アブロシチニブはプラセボやデュピルマブよりも、迅速かつ大幅な皮疹消失とQOL改善をもたらした。米国・オレゴン健康科学大学のEric L. Simpson氏らが、第III相無作為化試験「JADE COMPARE…
米・Swedish Medical Center/Providence St. Joseph Health and University of WashingtonのPhilip Mease氏らは、中等症~重症の活動性乾癬性関節炎(PsA)に対する経口チロシンキナーゼ(TYK)2/ヤヌスキナーゼ(JAK)1阻害薬brepocitinibの安全性と有効…
米・Asana BioSciences社のPablo A. Jimenez氏らは、中等症~重症の慢性手湿疹患者97例を対象に、経口ヤヌスキナーゼ(JAK)/脾臓チロシンキナーゼ(SYK)阻害薬gusacitinibの有効性と安全性を第Ⅱ相多施設共同プラセボ対照二重盲検ランダム化比較試験(RCT…
12歳以上の円形脱毛症(頭皮の50%以上脱毛)患者718例を対象に、経口JAK3/TECファミリーキナーゼ阻害薬ritlecitinibの有効性と安全性を、18カ国118施設での第IIb-III相無作為化二重盲検試験で検討。主要評価項目は、24週時の脱毛症重症度評価ツール(Severi…
経口ヤヌスキナーゼ(JAK)3/TECファミリーキナーゼ阻害薬ritlecitinibは、12歳以上の円形脱毛症患者に有効で忍容性も良好であることを、米国・イェール大学のBrett King氏らが、日本を含む18ヵ国118施設で行われた第IIb/III相無作為化二重盲検プラセボ対照…
アトピー性皮膚炎に対するルキソリチニブ(RUX)クリームの安全性と有効性を示した二重盲検第III相試験2件(NCT03745638およびNCT03745651)のデータを用いて、RUXクリーム頓用の長期安全性と効果を評価。参加者をRUXクリーム0.75%、1.5%、基剤に割り付け…
18歳以上の疾患活動性のある全身性エリテマトーデス(SLE)患者760例を対象に、バリシチニブの有効性および安全性を第III相無作為化プラセボ対照試験で検討(SLE-BRAVE-I試験)。主要評価項目は、プラセボ群と比較したバリシチニブ4mg群の52週時点のSLE Resp…
アトピー性皮膚炎に対するルキソリチニブ(RUX)クリームの安全性と有効性を示した二重盲検第III相試験2件(NCT03745638およびNCT03745651)のデータを用いて、RUXクリーム頓用の長期安全性と効果を評価。参加者をRUXクリーム0.75%、1.5%、基剤に割り付け…
皮膚の色素が失われる疾患である尋常性白斑(以下、白斑)に罹患した何百万人もの人にとって、外用薬のルキソリチニブクリーム(商品名Opzelura)がゲームチェンジャーとなりつつある。2件の第3相臨床試験により、このクリーム剤を使用した白斑患者の約半数…
白斑に対するJAK阻害薬ルキソリチニブ(本邦では骨髄線維症、真性多血症の適応で承認)のクリーム製剤は、基剤クリーム(対照)よりも病変部の再色素沈着を拡大したことが示された。安全性については最も多く報告された有害事象は、塗布部におけるにきびやか…
上記、影響しないという旨の論文がでました。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(…
アトピー性皮膚炎(AD)患者、とくにJAK阻害薬による治療を受ける患者は、静脈血栓塞栓症(VTE)のリスクが高くなるなのか。これまで明らかになっていなかったこの懸念について、台湾・台北栄民総医院のTai-Li Chen氏らがシステマティック・レビューとメタ解…
ファイザーは8月25日、円形脱毛症を対象疾患とする経口JAK3/TECファミリーキナーゼ阻害薬・リトレシチニブトシル酸塩カプセル(一般名:リトレシチニブトシル酸塩、開発コード:PF-06651600)について、日本で承認申請したと発表した。今回の申請に用いた国…
米食品医薬品局(FDA)は7月19日、非分節型の尋常性白斑における色素再沈着のための局所治療薬としてOpzelura(一般名ルキソリチニブ)クリームを承認した。 非分節型の尋常性白斑は、皮膚の色素細胞が減少して色素が白く抜ける皮膚疾患である。このような色…
中等症~重症のアトピー性皮膚炎(AD)患者において、外用療法へのアブロシチニブ1日1回200mg併用はデュピルマブ併用と比較し、かゆみおよび皮膚症状の早期改善に優れており、忍容性は同様に良好であったことが、ドイツ・ハンブルク・エッペンドルフ大学医療…
米国食品医薬品局(FDA)は7月19日、成人および12歳以上の小児に対する尋常性白斑の色素沈着治療に、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬ルキソリチニブクリーム(商品名Opzelura、Incyte社)を承認した。 Opzeluraは、免疫不全がなく、従来の局所療法で十分にコン…
2022年6月20日付けで、円形脱毛症にJAK阻害薬であるバリシチニブ(オルミエントⓇ)が承認されました。適応追加なので、私の病院では新たな手続きなどを必要とせず、本日以降処方ができます。 ● お知らせ文書 https://www.lillymedical.jp/ja-jp/answers/165907…
米食品医薬品局(FDA)は6月13日、米国で年間30万人以上が発症し、治療法が限られている重度の円形脱毛症(AA)に対する初の全身治療薬として、経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬バリシチニブを承認したと発表。同薬はブレークスルーセラピー(画期的治療薬)…
マルホはこのほど、米バイオ医薬品企業でナスダック上場のインサイト・コーポレーションから選択的JAK2阻害剤の新規外用剤「ルキソリチニブクリーム」を導入する契約を結んだと発表した。これによりマルホは、日本で白斑、アトピー性皮膚炎など自己免疫…
中等症~重症のアトピー性皮膚炎患者(青少年および成人)に対するJAK阻害薬ウパダシチニブの有効性と安全性について、2つのプラセボ対照試験結果の長期52週時のフォローアップデータ解析の結果を、米国・オレゴン健康科学大学のEric L. Simpson氏らが発表し…