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出遅れおじさんです。
本日21日、第207回国会は閉幕しました。
そして最悪の予測が的中、今回も
「対中国人権非難決議」
の採択が見送られました。
同決議については、国会内で超党派の「ウイグル」「チベット」議員連盟や自民党議員による「南モンゴル」支援議員連盟等の呼びかけによって再三提起され、各党派間で議論が進められてきましたが、結局与党自由民主党の執行部によって日の目を見ない結果となりました。
「執行部」と書きましたが、高市政調会長や古屋政調会長代行は決議の発起人でもありますので、「幹事長室」によってつぶされたと言っても過言では無いでしょう。
茂木幹事長の採択見送りの関するコメントは全く理解不能です。
「内容はいいが、タイミングの問題だ」(産経新聞記事より引用)
北京オリンピック・パラリンピックにおける外交ボイコットへの関心が高まっているタイミングでの決議は好ましくないと考えたようですが、外交的ボイコットと非難決議は全く別の事柄です。
逆に、今こそ絶好のタイミングでは無いでしょうか?
中国にどう向き合うか、旗幟鮮明にするのに今ほど絶好のタイミングは無いのではないでしょうか?
そもそも何に気兼ねして躊躇しているのでしょうか?
中国が、我が国の忖度に恩義を感じるような国でしょうか?
中国への気兼ねとアメリカとの信頼関係とのどちらを優先するのが国益か理解出来ているのでしょうか?
私は過去一週間(12月14日~20日)、7本のうち5本の記事で岸田政権の経済政策中心に批判、岸田政権には任せられないと引導を渡しました。
今回の北京オリンピック・パラリンピック外交ボイコット問題と言い、対中国人権非難決議と言い、経済だけでは無く外交も任せられないと断じざるを得ません。
☆ ☆ ☆
一寸気になるのは、今回の件に関して、マスコミが余り批判的に報道しないことです。
5万円のクーポン問題より遙かに重要事項なのですが、余りに扱いは小さいようです。
結果として、岸田内閣の支持率は66%(FNN)まで上昇しているというのも不思議です。
まるで何かに操られているのでは、と感じざるを得ません。
有り難うございました。