2024.10.30 東芝、橋梁コンクリートの損傷可視化 統一基準での評価手法確立
東芝は30日、橋梁(きょうりょう)のコンクリート床版内部の健全度を、通行する車両や橋梁の構造に関係なく統一基準で評価する手法を確立したと発表した。車両が橋梁を走行する際に路面で発生する微弱な波動を床版下面に設置したセンサーで検出し、損傷度合いを可視化する。2022年に福岡北九州高速道路公社と共同で実証した技術を汎用(はんよう)化することで、どのような橋梁でも、外観から分からないコンクリート内のひび割れを高精度で検出できるようにした。24年度中のサ... (つづく)