リコーのGRオフィシャルサイトのブログ記事が好きだ。更新される度に熟読している。今回のブログ記事も良い。
写真を撮るときに、角度や距離を変えて構図を探すのは誰もがすること。このとき、あなたは何を考えているだろうか?漠然と構図を探してはいないだろうか?
構図を探し追い込んでいく際の考え方が書かれている。
気になる被写体を見つけたら、さらりと撮って過ぎるのではなく、そのときピンときた「何か」を追って、いろいろ試して何枚も撮ってみるといいよ、ということだと僕は理解しています。
気になるモノをみつけたら、角度や距離を変えて何枚も撮るのが良い。
全体を見て、次第に近づきながら、どこがこの魅力の「核心」なんだろう、と探っていきます。 細かく別れた葉先がくるくると巻いているのが見えてきました。 このくるくる、形が揃ってて美しいなぁ。面白いなぁ。
ソテツという被写体に対して、ピンときた「何か」が”葉先のくるくる”であると意識できているのがポイント。ピンときた「何か」が分からないまま角度や距離を変えて撮っても、写真の質は上がらない。
いろんなバリエーションを思い描きながら、トライ、トライ、トライ。
ピンときた「何か」を意識できれば、後は試行錯誤を繰り返す。
「何か」は何だろう?と考えたり、「何か」を意識して何枚も撮ることは、写真を追い込むうえで大切ではあるが、それ以前に楽しいことである。