街頭的騒音 @Shenzhen [China]

チェックインを済ませ、荷物だけ放り込んだ。
深圳での宿は「Friendship HOTEL」という名前だけ聞いていたのだが、
表に出るとご覧のとおり、「友誼酒店」と漢字で記されていた。
豪快な直訳だ。
部屋は充分な広さで、明るく清潔で、調度品やアメニティも整っていた。
ツインで300元しないのだからオドロキ。
今回、中国本土のホテル・プライスには驚かされてばかりだ。

そうそう、中国に限らず、東南アジアを旅する際は、
ちょっと高めのホテルに泊まるのが楽しい旅の秘訣です。
いいホテルなら快適な滞在が見込めるし、
アジアならUSAやEUで手が出ないホテルにもリーズナブルに泊まれます。
ちなみに「いいホテル」といわれるホテルは、
建物が新しいとか部屋がキレイとかではありません。
「いいホテル」とは「いいスタッフ」がいるホテルのことを指します。
世界のホテル・ランキングで毎年上位を占める、
タイ・バンコクのオリエンタル・ホテルがいい例です。

スタッフはすべて「Sir」をつけて返答してくれて、
これがわたくしみたいな兵六玉には、かなりくすぐったい。
おまけに各フロアにサーバント(ボーイ)がいるんですが、
部屋を出ると「いってらっしゃい、XX様」なんて声をかけてくれる。
『なんでコイツ、おれの名前を知ってんの?』と推察したら、
部屋を出る際、瞬時に部屋番号を見て、呼んでくれるわけですね。
しかもこのホテル、ベル・キャプテンもボーイもチップを受け取らないし・・・
わたしが暮らしたシンガポールにも同系列のオリエンタル・ホテルがあるんですが、
もう、雲泥の差でございました。
ここは器だけキレイなホテルでしたね、今は知りませんけど。
<東南アジアの旅はホテル代をケチらずに>と覚えておいてください。
ご夫婦、あるいはカップルなら、絶対、損はしません。
え? なに? $5のゲストハウスに泊まっているやつに言われたくない?
ピンからキリまで知っているんで、好き勝手いっている、
ということにしておいてくださいな。
夕方の街は帰宅ラッシュのクルマで混みあっていた。
色鮮やかなネオンやカンバンに灯が点されはじめている。
久々に人の多さとクルマの多さに面食らっている。
気分はちょっとした田舎モンだ。
背の高い奇抜なデザインのビルと、
世界中で知られているブランドの鮮やかなブティックが並び、
街の雰囲気はアメリカの地方都市となんら変わりない。
人の多さとクラクションのけたたましさだけが、
中国であることを教えてくれる。

市バスからはたくさんの人が吐き出され、
歩行者は広い車道もものともせずに横切っていく。
渋滞で詰まったクルマを縫うように自転車が走り、
シビレを切らしたバイクが歩道を駆け抜けていった。
のどかなリズムが染み付いていた脳みそが明らかに戸惑っていた。
↓「旅行」部門 奮闘中! ↓クリックしていただけると、書き手の励みになります↓
FC2 Blog Ranking
三ツ星トラフィックエクスチェンジでアクセスアップ!

当ブログを見始めると、最初に変なのが出てきて邪魔ですね。
by 斗夢 (2010-02-11 05:39)
>中国に限らず、東南アジアを旅する際は、ちょっと高めのホテルに泊まるのが楽しい旅の秘訣です。
91年の香港・マカオのツアーのホテルは「あたり」でした。
>斗夢さん
あれは、ルパン三世のブログパーツです。
by 北海道大好き人間 (2010-02-11 11:17)
名前呼んでくれるボーイさん
観察力すごいですね^^
by shige (2010-02-12 00:09)
>斗夢さん
初めしか出ないと思うのですが、いかがでしょう?
しつこく出るなら、銭形のとっつあんに伝えておきます(笑
by delfin (2010-02-12 01:16)
>北海道さん
じゃまですかね?ブログパーツ。
by delfin (2010-02-12 01:16)
>shigeさん
アセリました。直で呼ばれたので。
エレベーター前にいるんですが、
出かけるたびは毎回だったのですが、
帰りにエレベーターから降りるときは名前を呼ばれないんです。
だから「ああ、部屋番号見ているのかあ」と(笑
by delfin (2010-02-12 01:18)
自分のページを開いて、「新しいタブで開く」でここへ来ると表示されません。
直接ここへ来た場合に表示されるみたいですが、知らない人が開けると「ブラクラ」と思ってしまうでしょうね。
by 北海道大好き人間 (2010-02-12 13:10)