単独滑落遭難者が無事生還できた理由を長野県警が動画で紹介 – 島崎三歩の「山岳通信」より

今回、SkyWalkingのユーザさんにぜひ見ていただきたいと思ったのが、長野県警から公開された動画です。お時間がある方はご覧ください(特に単独で山に登られる方)。
長野県警より ~北アルプスの遭難救助活動の動画を公開

いかがでしたでしょうか?単独で山に登られる方は、他人事とは思えなかったのではないでしょうか?

SkyWalkingのユーザさんは、単独で山に登られる方も多いのではないでしょうか?私もどちらかというと山は単独行動派です。そもそも一人で山に登るという行動は、リスクの面から考えると非常によろしくない。かといってグループ行動もコミュニケーションがうまく取れてなければ、かえって危険かなと思うわけですが。

【島崎三歩の「山岳通信」】は長野県観光部山岳高原観光課が、「長野県の山岳地域で発生した遭難事例を原則的に1週間ごとにお伝えし、「安全登山」のための情報提供ををする」といった主旨で発表されているウェブコンテンツで、下記サイトから無料で読むことができます。

島崎三歩の「山岳通信」
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/sotaikyo/sangakutusin.html

山岳救助のプロや専門家の意見、そして実際に山でどういった遭難事故が起こっているのかを知ることができるので、登山者にとって非常に勉強になるコンテンツとなっています。ちなみに島崎三歩は、石塚真一氏による山岳マンガの名作「岳」に登場する主人公で、北アルプスで山岳救助のボランティアをしている青年です。私も岳が大好きで、山好きの方にはぜひ読んでほしいマンガです。山岳救助隊は本当にカッコいいです。

それともう1点、大切なことですが、遭難時の救助活動や捜索は、全体的に有料化かつ高額化していく傾向にあります。万が一の備えとして、山岳保険に入らずに登山されている方は、ご加入をご検討ください。私自身は、

「やまきふ共済会」
https://www.yamakifu.or.jp

に加入しております。家族もおりますし、転ばぬ先の杖ですね。これから山に出かける方は、今一度、安全登山を意識して、楽しんできてください。