百花繚乱の風景を見せる温泉郷
峡谷に位置する伊達市の温泉郷として知られるのが北湯沢温泉郷です。
夏の山全体が萌えあがるような緑と秋の紅葉、冬に露天風呂から眺める静かな雪景色と季節ごとに違った趣をもつ温泉地帯になります。
峡谷を流れる長流川(おさるがわ)に沿って温泉宿が分布するこの街は、川と温泉両方からの水の恵みに満たされた街ともいえるでしょう。
長流川は北湯沢温泉地区のみ川底が緑色凝灰岩の岩盤が露出した状態になっており、その黄色い岩の景観は「白絹の床」と名付けられた観光名所ともなっています。
夏は避暑地として人気も高く、マイナスイオンあふれる空気とさわやかな温泉を求めて多くの方が訪れます。”
山の幸、海の幸が同時に楽しめる温泉郷として
巨大な観光ホテルから、昭和の雰囲気満点の小さな情緒ある旅館までさまざまな宿が並ぶのも北湯沢温泉郷の特徴です。
川魚やキノコをはじめとする近隣の山の幸、また近海の海の幸も同時に味わえる料理にて旅の疲れをもてなす趣向が各宿で行われております。
北海道の自然を満喫できる大滝区観光の基点として利用されており、夏場に渓流の上に足場を組んでジンギスカンなどが楽しめる「おおたき渓流まつり」には道内外からも多く人が訪れ賑わいます。
豊富な湯量を誇る温泉の船室はアルカリ性単純泉で、神経痛やリュウマチ、皮膚病によいといわれており湯治場としても古くから利用されています。