夫婦の肖像➀うちの場合(おおげさ) - ダージリンママ介護日記

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要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

夫婦の肖像➀うちの場合(おおげさ)

 

夫と私は、結婚して31年になります。

 

昨日、私は、車を自宅ガレージの壁にこすってしまいました。

毎日やってる、車庫入れ。

なぜ今日に限って、やってしまったのか。

理由は、不注意と「米」です。

午後に外出の用事があり、夕飯の米を仕掛けておく、と夫に言い置いた。

おかずは納豆。

味噌汁はできてる。

30分後に出よう、という時、

「米がない」ことに気づき、焦って買いに出たのです。

その帰りに、ザザザ、です。

 

「お米買っとくの忘れちゃったから、レトルトご飯で夕飯たべて」

と言ったら、

「じゃあ、おれ外で食べるよ」というかな。

「レトルトでいいよ」っていうかな。

7:3で外で食べると思う。

ちょっとムっとするかもしれない。

 

車を傷つけはしたが、米はゲットした。

炊飯器のスイッチを入れるだけにして外出。

その前に、夫に車をこすってしまったことを報告。

「まじか」と言いながら、車を確認。

「人に当たるよりいいよ、しょうがないよ」と言ってる。

あれ、やさしいじゃん。

10年前だったら、怒っていたよね。

このごろ私の不注意ミスにあんまり文句を言わなくなってる。

それでも言うけどね。

最近では、

お米を炊くのを忘れたり、納豆の銘柄を間違えたり、窓のカギを閉めずに出かけたり、床暖のスイッチを入れたままで寝てしまったり、車の運転席の日よけが下げたままだったり、納戸の入り口付近にふるさと納税で買ったトイレットペーパーの大きな箱をドーンと置いたままにして奥の何かをとろうとした夫がその箱を片付けることになったり、マヨネーズの買い置きを忘れたり。

マヨネーズの時は、

「酢は絶対わすれないもんな」という、いやみあり。

私は酢が大好きで、夫は大嫌い。でもお寿司は食べる。

私はチーズが好きで、夫は嫌い。でもピザは食べる。

脱線脱線。

 

夫のミスは少ないです。これは事実。

片付けもちゃんとするし、時間も守る。

家の前の落ち葉も掃除する。

 

 

車をこすった件に戻ります。

最初に

「どこでこすった?」と聞かれ、

「農協に野菜買いに行って....」と、ごまかした私。

自宅が事件現場であることをとっさに隠蔽したんです。

だって、

「狭いから気をつけろって言っただろ」って言われるし。

でも、あとで見たら、壁に車の塗料が付いてます。

「これなんだ?」と気づくかもしれない。

そう思ってその日の夕方、夫を呼んで、

「ここ」と告白。

「ああ、ここかあ。あ~あ。まあ、こっちに寄せたほうが、荷物取り出しやすいしなあ」などと言って、塗料のついた壁に触る夫。

駅までの道を並んで歩きながら、

最近急に忙しくなった夫の仕事の話をきいて、なんだかなごやかな雰囲気。

 

もうね、何が良くて、何が悪いんだか、わかりません。

夫に対して、素直でないことは確かだし、これからもツルンと嘘をつくであろう私。

ミスが多いの少ないの、31年も結婚してて、職場じゃないんだから!

2人とも在宅ワークで、お互い、うまくやっていこうとは思ってる。

それだけで十分だよね。

うまくやっていこう、と思うだけで。

 

とりあえず、私はもっと落ち着いて生活しなければなりません。

娘婿が、

「お義母さんは、ハヤザッパですね」と言いました。

早くておおざっぱってことよ。

うまいこと言った!

 

 

 

家について、柿を丸ごとたべました。

 

1か月前にも車をこすっているので、その傷と合わせて修理に出します。

代金8万円。

今回のゆめぴりか新米10㎏、ひどく高価なり。

 

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