あーやだやだ、と口にでてしまうくらい、いやな事。
とっても小さく些細な事。
先日、夫と平日ランチ。
ちょっと気取った焼き肉屋。
焼肉定食A1000円。デザートとコーヒー付きで1700円。
チゲ定食同じ値段。
以前に来た時に、デザートに出てきたロールケーキ。
夫がおいしいおいしいと食べていた。
でも今回、夫は、デザートコーヒーはいらないと。
彼は大病していて、一度にたくさん食べられない。
じゃ、私はデザートコーヒー付きで。
私は甘いものあまり食べないし、コーヒーも好きではないけど、
2人で分ければ、夫もちょうどよく楽しめるでしょう。
そしたら、
「あんまり時間ないんだよ」
と、不機嫌な顔で言う。
不機嫌な顔、なんです。
「あ、じゃ、定食単品でお願いします」
ここでね、
「ケーキこないだおいしかったから、ひとつならちょうどいいかと思ってさ」
と言えない私。
「何よ、私はケーキもコーヒーも興味ないけど、気を使ってるのに」
とも、もちろん言えない私。
だまって、他の話題をさがす。
なぜ言えないか?
もっと不機嫌な顔でマイナスな事言われるのがいやだから。
でもね、
はっきり自分の思うところを言って、
「ああ、そうなんだ、ごめんごめん」と言うかもしれないじゃないですか。
私の気遣いに気がつかなくても、それはしょうがない。
それは、求めすぎ。
だから、私が素直に言うべきなのよね。
でも言えない、言いたくない、言う勇気も、そして、真実の思いやりもない。
あ~やだやだ、こんな自分がやだやだ。
食事には大満足。
「また来よう!」と、元気に言った夫でした。
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