いつもご覧いただき、ありがとうございます。
さて、
早速ですが、↓に紹介する曲は知っていますか?
ずいぶん昔(みなさんの産まれる前)の曲ですが、
おそらくこの2曲は聴いたことがあるはずでしょう。
平成はじめ頃を代表する「応援ソング」ですね。
秋は特に高1、2年生が憂鬱になりやすい季節です。
高1クライシスや、2学期の中だるみ、秋季大会前で部活もしんどい…
など、モチベーション駄々下がりになっちゃうんですね。
それらは別記事で詳しく書いているので、そちらもご覧ください。
しかしそんな時でも、音楽に癒され、勇気をもらうこともありますね。
特にこの2曲は多くの人を勇気づけてきたはずの名曲でしょう。
今日はこの名曲に歌われるメッセージを紹介するとともに、みなさんに、本当に涙の数だけ強くなれることや、今後も負けずにがんばってほしい、という応援メッセージを書くつもりで記事を執筆します。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。
涙の数だけ強くなれるよ
いろんな涙
人はどんな時に「涙」を流すのか?
辞書にはこうあります。
有難涙(ありがたなみだ)=感謝の気持ちで満ちて自然と流す涙
暗涙(あんるい)=人知れず流す涙
嬉し涙(うれしなみだ)=あまりの嬉しさからこぼれる涙
感涙(かんるい)=感動して出る涙
悔し涙(くやしなみだ)=悔しい時に流す涙
血涙(けつるい)=激しい怒りや悲しみによって流す涙
愁涙(しゅうるい)=憂いて流す涙
慈涙(じるい)=深い思いやりのある涙
忍涙(にんるい)=涙が出ないように我慢すること
悲涙(ひるい)=悲しさから出る涙
引用元:国語辞典ON LINE
…とあるように、
人は痛かったり悲しかった時以外にも、
感情が高ぶったいろんな場面で涙を流すんですね。
高校生って泣いてばっかり
そして高校生は、赤ちゃんの次によく泣くんじゃないか?
と私は教員時代思っていました(^^;
コンタクト痛くて泣く
友だちとトラブって泣く
失恋して泣く
面談中に泣く
学園祭で泣く
トイレに籠って泣く
親とけんかして泣く
部活でも泣いてばかり
入試の合否で涙
卒業式で号泣
…
とまぁ、泣いてばっかなんです。
大人になると、こんなに泣きません(^^;
それほどまでに感受性豊かな高校時代。
悔しかったり悲しい時に零れる涙は、
高ぶった気持ちを落ち着かせ、リセットさせるために流れるんですね。
また感涙や嬉し涙を流すと、オキシトシンという脳内物質が分泌されることがわかっています。
これは「幸せホルモン」や「愛情ホルモン」ともいわれるもので、
意欲の向上や、集中力が高まる効果があるそうです。
そして落涙を機に、
「次は(も)、いい涙を流せるようにまたがんばろう」
と、決意を新たにして、次のステージに向かう勇気を奮い起こすんですね。
人はこれを繰り返して強くなります。
だから、
「涙の数だけ強くなれるよー♪」
って岡本真夜は歌ってるんですね。
そして、
頼りにしてる だけど時には
引用元:Uta-Net
夢の荷物 放り投げて
泣いてもいいよ つきあうから
カッコつけないで
(中略)
涙の数だけ強くなろうよ
風に揺れている花のように
自分をそのまま 信じていてね
明日は来るよ どんな時も
…と続くんですね。
自分をそのまま信じて
前に進めば、
明日は来ますよ、どんな時もね。
他にも「泣くこと」には、次のような効果もあるそうです。
大いに泣き虫になって、その分強くなりましょう(^^)v
応援される人になろう
『負けないで』の歌詞を分析
もう1曲ZARDの『負けないで』も、代表的な応援ソングです。
24時間テレビのマラソンのゴール近くでいつも流れる名曲ですが、
これはその歌詞を読むと、曲の背景がわかります。
ふとした瞬間に 視線がぶつかる
引用元:Uta-Net
幸福(しあわせ)のときめき 覚えているでしょ
パステルカラーの季節に恋した
あの日のように 輝いてる あなたでいてね
曲の出だしから、”あなた”は春(パステルカラーの季節)に恋の始まりを迎えた恋人を指している、と推測できますね。
そして、
”あの日のように輝いている”と続くように、
これが「過去」の出来事だとわかります。
負けないで もう少し
引用元:Uta-Net
最後まで 走り抜けて
どんなに 離れてても
心は そばにいるわ
追いかけて 遥かな夢を
サビの部分では、
”どんなに離れていても”
とあるように、
いま恋人は遠くで夢を追いかけている、
つまり遠距離恋愛中なんですね。
さらに、
心はそばに、ずっと応援している、
って歌っています。
この曲は、夢を追いかけるために遠距離恋愛中の恋人を、遠くから応援しているよ!
って歌詞なんですね。
応援したくなる人って
スポーツでも地元をホームといい、敵地をアウェーと呼ぶように、
試合はホームゲームが有利になります。
東京オリンピックで多くのメダルが獲れたのも、地元開催の強みでしょう。
コロナ禍で無観客だった東京大会でも…です。
もし今年同じ大会を開催したら、応援の力も加わって、さらに好成績だったかもしれませんね。
人は一人孤独にがんばるより、誰かに応援される方が力を発揮できるものです。
今年夏の甲子園で優勝した慶応高校の応援しかり。
国際大会で常に出てくる北朝鮮の美女軍団もまたしかり。
これが「応援」の力です。
応援の力が、アスリートのパフォーマンスを向上させる効果は、たくさんの論文でも実証されています。
そしてスポーツばかりでなく、みなさんの毎日を後押ししてくれる応援があると、みなさんも今以上に力を発揮できるはずです。
そんな応援をされる人には、何が必要なんでしょう?
推しの条件
みなさんもスポーツやアイドル、アニメなどに「推し」のある人も多いと思いますが、
なぜその人(グループ・チーム)を応援しようと思いましたか?
かっこいい(かわいい)から
曲がいいから
好みだから
強い(弱い)から
…
など理由は様々ですが、まとめていえば、
あなたにとって、
魅力がある
からですね。
では「魅力」とは何でしょう。
そして「魅力」ある人になるにはどうすればいいでしょうか?
魅力とは?
魅力とは、
人の心をひきつけて夢中にさせる力
のこと。
それはどんな人でしょう?
あなたの周りにたくさんいる人の中で、
あなたが「応援してあげたい」と思う人をイメージしてください。
そして、その人のどんなところがそう思わせるのか?
を考えてみてください。
それはこんな人ではありませんか?
常に努力している人
言い訳や愚痴を言わない人
周囲に優しい人
素直で明るい人
どこか弱い一面を持っている人
…
私自身も高校生時代、本当に行きたい大学があって、
「自分でもよくできたよな~」と思うほどがんばることができたんですが、
今思えば、たくさんの人に支えられ、応援されて、
だからこそそこを乗り切れた過去があると思っています。
その様子は過去記事に書いたとおりです。
大学時代に教師を目指そうと思ったのも、
次は逆に「応援する立場」になりたい、と思ったからですし、
今退職しても、こうしてブログを書いているのは、その思いを持ち続けているからです。
本ブログのタイトル「高校生活 全力応援」には、そんな思いが込められています。
まとめ_泣いて笑って、有意義な高校生活を
今も昔も、音楽は私たちに勇気や感動を与えてくれます。
いつもイヤホンが離せず、いつもカラオケで大好きな曲を歌う。
私もみなさん同様、たくさんの曲にたくさんの勇気をもらってきました。
今日紹介した2曲は、今も歌い継がれる名曲ですが、名曲だからこそ、世代を超えて人の心を打つ何かがあります。
涙を流すのは、決して恥ずかしいことではありません。
一生懸命がんばったからこそ、涙が流れるのです。
「涙は心の汗」
なんて言い方もしますからね。
涙が流れるのは、がんばった証拠なんです。
そして何度涙を流してもいいから、最後は「負けないで」くださいね。
負けるのは他人とじゃありませんよ。
他人とじゃなくて、
自分に負けないで
くださいね。
これからの長い人生、
上手くいくことも、いかないこともあります。
しかし自分には負けてほしくありません。
1996年のバルセロナオリンピックで銅メダルに輝いた有森裕子さんが、
ゴール後のインタビューで、
「メダルの色は、銅かもしれませんけれども……、終わってから、なんでもっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、今回はそう思っていないし……、初めて自分で自分をほめたいと思います」
の名言は、今も私の心に焼き付いています。
マラソンの勝負こそ2人に負けたけど、自分には負けなかった、という意味ですね。
…とはいっても、
誰でも時に自分に負けそうになることもあるでしょう。
そんな時は、その気持ちを素直に吐露し、周りに支えてもらうことです。
あなたはその気持ちを洗い流すように、大いに泣いて涙を流しましょう。
こんな人が周りから応援され信頼される人です。
みなさんもこんな先人に見習い、悔いのない高校生活送ってほしいと願います。
泣いて笑って、有意義な毎日が送れますこと、心よりお祈り申し上げます。
今日ご紹介した2曲以外にも大好きな神曲はたくさんあります。
気持ちを奮い立たせたい時や、落ち込んだ時に聴いて、元気をもらいたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは、、、また次回、、、
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