秋は来るのか?!
23日は秋分の日でしたね。昼と夜の長さがほぼ同じになる、そして、涼やかな風が吹き始めるる時期・・・のはずなのですが、まだしばらくは暑そうですね。秋と言えば、読書!というわけでもないのですが、最近感心した本をご紹介します。
『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った』



・「テーブルで猫を拭く」はフィンランドのことわざで
「意外なところに道がある。解決策はひとつではない」という意味だそうです。なんだか、ほっこりしていて楽しい表現ですね。

・「風を食べる」はマレーシアのことわざ。「楽しい旅に出ること」なんですって!確かに、旅先での風はいつもの風とは味が違いそうです。

②『94歳 花らんまんに元気』

牧野 富太郎
興陽館
2023-04-12

朝ドラの主人公モデルである牧野富太郎の言葉を集めた本です。牧野富太郎はすごいのですが、それ以上に妻の内助の功が半端ないですよね。ぼんぼんの夫を支え続け、どれほどの苦労をしたことか!苦労に苦労を重ね13人の子を産み育て、55歳でなくなっています。なのに、富太郎は、好き勝手に生きて94歳まで長生きしています。そんな富太郎の言葉です。
・「
実に植物の世界はわたしにとっての天国でありまた極楽である」
・「死ぬまで好きをつらぬけ」
・「自然の宗教! その本尊は植物。(中略)今日わたしはあくまでもこの自然宗教にひたりながら日々を愉快に過ごしていて、なんら不平の気持ちはなく、心はいつも平々坦々である」
牧野富太郎は、いわゆるオタクだったんだなあ、と思います。そして、オタクを徹底的にやり遂げた結果、有名な植物学者として名を残すことができたんですね。
オタクになろう!
なんでもいいから、これをやってたら、いやなことも忘れられるという対象があれば、もうそれは幸せな人生と言えるのではないでしょうか。そんなものが自分にはあるだろうか?と考えてみたら、それは、児童文学かなと思いました。物語を読んでいると夢中になれる→自分でも書いてみよう→文学講座で勉強してみよう→全国の文学仲間とつながろう→日本児童文学者協会会員になろう!!というところまでが進捗です。書いたから、どうにかなれるわけではないけど、書くことで自分が幸せな気持ちになれるのなら続けてみようかな?オタク人生、おおいに楽しそうです。
最近のヒッキー
ヒッキーもオタクを決めたときから、何だか楽しくなってきたみたいです。最近は、小中学生のプログラミング教室の手伝いに誘われているようです。あちこちから声をかけてもらえるのはとてもありがたいことです。そんなヒッキーも、もうすぐ21歳です。最近、父親と卒業後のことなど話しているのを聞くと、少し寂しい気持ちになります。巣立っていくのも、遠くないのでしょう・・・・・。
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彼岸花!黄色というより黄金色でした!

料理を作るのも嫌いじゃない!というわけで、次回は最近、作ってみておいしかった料理のことを書こうと思います。猫のお話は短いのはできたのですが、いまいち・・・・・。でも、次回から連載します。

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足枕?