続落
(大引け)
始値:13050 高値:13100 安値:12900 終値:12950
出来高減コマ陰線は下げ止まりではない。
一年前2007/8/17週足は-1730の暴落。2007/8/17の本ブログは次の通り。
「-800円長大陰線黒三兵。直近3日で1420円の急落、7/5からは3090円の暴落」。
しかし、この週の終値は15300円。
ここから更に3690円もの下落を予測できた方は極少数だろう。
(寄り付き前)
NYDOW -109.51 (-0.94%)の 11532.96 は予測計算通りの続落。
日経先物も今一段の下落余地がある。先に指摘している月足先行スパン12590と、7/16安値12650とが本日からのサポートライン。
「不動産市場の変調がこれほど急激だとは思わなかった」とは、08年3月期まで9期連続過去最高益を更新しながら昨日黒字倒産したアーバンコーポレイション社長の弁。キャッシュフローとマネーフローは違うことに気付かなかったのか。マネーフローは財務諸表を見てゆけば分かるが、本当のキャッシュフローはその企業のトップしか分からない。このように急速に資金繰りが悪化しての不動産関連企業、資産流動化、債権流動化、不動産流動化関連の行き詰まりは、今後増加しそうではある。テクニカル、ファンダ双方から予測計算はされている。この数字はオカシイなという感覚は、その背後に健全な数字感覚がなければならない。この、会計とテクニカルに対する数字感覚は、経営者として、投資家としての護身術であろう。
景気後退局面入り再確認
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33235820080813
マーケットの名言
心というものは形が無くて、しかも十方世界を貫いている。眼に働けば見、耳に働けば聞き、鼻に働けばかぎ、口に働けば話し、手に働けばつかまえ、足に働けば歩いたり走ったりするが、もともとこれも一心が六種の感覚器官を通して働くのだ。その一心が無であると徹底したならば、いかなる境界にあっても、そのまま解脱だ。
『臨済録』岩波文庫p41
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