ボラ拡大
(大引け)
始値:13910 高値:13990 安値:13780 終値:13820
出来高減のコマ陰線、連日の往って来いは先週からの予測計算通り。ディストリビューション商状の特徴でもある。本日の日経先物は、前日の高値も超えられず、再び14130の高値トライの失敗は二回目。三回高値トライに失敗すると、これ以上の上昇は中期的には統計上難しくなる。
明日から5月。明日 5/1と 2は、日経平均過去データからは上昇特異日。あくまで過去データの話。
(寄り付き前)
NYDOWは前日同様小動き-39(-0.31%)であり、ディストリビューション商状継続。
日経先物も直近5日はボラが収束しているので、そろそろボラが拡大する時間間隔に突入しつつある。
GW特有の薄商いに加え、エネルギーがたまっているので、本日を含め数日内にはボラが拡大し大きく動くことが予測計算される。
個別銘柄で言えば、メガバンクとその連動銘柄が面白い日足チャートになっている。
珍しく弱音を吐く米大統領
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31571720080429
ファンダメンタルズ
NYDOWは-20(-0.16%)と、やはりディストリビューションらしい小動き。アキュムレーションの可能性は5%以下。
休日は、ファンダ的観点からもマーケットを見てみましょう。
バフェット氏の予想:バフェット氏は、マーケットに対して元来楽観的。
2008/4/29の記事
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31559220080429
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT814896220080428
原油200ドルの意味
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31558020080428
2008/3/4の記事
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30621120080303
非アノマリー
日本の相対的地位が落ちつつあるとは言え、世界で最も安全で快適かつ安価に移動できる立体都市の筆頭は東京であろう。
http://www.tokyometro.jp/fukutoshin/
日経225先物テクニカル分析
(大引け)
始値:13840 高値:14020 安値:13750 終値:13890
出来高減、迷いの十字形状は高値試し14130超えの失敗。高値は下向き26週移動平均14033に抑えられた。週足で見るとゆるかやに出来高が減少しながらの上値追いは、2007/9/14からの上昇と類似。明日はお休み。
(寄り付き前)
週足陽線となったことで、日経平均累積過去データのリズムが先週崩れた。GW最中は、比較的アノマリー(経験則)通りに推移することが多いが、それを否定しているのか、時間間隔がずれただけなのか。
一方、月足レベルでは、5月の月次収益率日経平均累積過去データは、4月とは一変し、年間を通して三番目にその数値は悪い。
先物日足RSI1もオーバーシュートゾーンでダイバージェンスが起こり易い。
テクニシャンは、全てのテクニカル分析を捨象したとしても、意識的に少数派につくことで安心感を持つ。市場原理がそうなってるからだ。
債券は、株価の先行指標が基本。
全てを捨象せよ
以下、当方の回答となります。
>ドル/円の動きとの関連で見るとどうなのでしょうか?
現在は連動関係が強いのですが、地合いによりましては連動しなくなるときもあります。
>また、経済のファンダメンタルズの観点からはどうなのでしょうか?
>それともう一つ、少なくとも今は需給中心、かつ粉飾まがいの米決算によるドル高回復を支えにした、外国人の買い方による先物やコア銘柄などの買いバスケットが主導の踏み上げ相場(ドイツ証が負けて買い戻すまで続く?ので14130は超える可能性が高いのでは?)と考えているのですが、そこまで行けば買い方に目先達成感が出るのではないでしょうか?
テクニシャンは、個々の証券会社やその手口は、まず捨象(ネグレクト neglect 無視)します。
ファンダメンタルズも、説明のために言及しているにすぎません。
当方のテクニカル分析とは、プライス(株価)に、それらの全ての因子が凝縮されてゆくという立場です。上述のご質問の因子は、既に4/25金曜日の株価に織り込まれています。
株価が描くチャートと、株価が形成するテクニカル指標のみから分析判断して、株価以外はすべて捨象するという手法です。
例えば、サブプライム問題がございます。
これは、昨年、秋以降からマーケット関係者の間で頻繁に言われるようになりましたが、チャートパターンには昨年7月前から急落→暴落の兆候が出現していました。本ブログでは、株価がまだ上昇しているそれ以前のときに、これは暴落パターンになると予測計算をして注意を喚起しています。
その時の高値18320(2007/7/5高値)からは、何と6710円急落しての11610(2008/3/17安値)となっています。この間の日数は171日であり、これは複合9の理論値172日に一日足りないだけの日柄です。
サブプライム問題自体は、数年前からその論文を読んでいましたので遠からず来ると思っていました。
しかし、昨年の7月の時点で、サブプライム問題が浮上する→株価が急落するという発想はしません。
テクニシャンは、ファンダ的説明のサブプライム問題は捨象してしまうのです。
チャートパターンに、急落のサインが出ていたから、株価は急落するだろうと考えます。だから、その結果として、株価は急落したのです。サブプライムは、後からの説明に過ぎません。
たとえ、サブプライムがあったとしても、それを上回る経済の強さがあれば、昨年7月からの株価はずっと上昇トレンドを保っていたとしても良かったと思いませんか?
加えて。
ウォーレンバフェット氏の収益率を上回る、最強の投資手法の一つは、「全てを捨象せよ」という手法です。冗談かと思われるかもしれませんが、株価をも捨象してしまうのです。
http://lucille.atso-net.jp/blog/?p=252
以前にもちょっと紹介しましたが、シャノンの魔物はこのパターンの一つです。
シャノンの頃は無かった現在の日経先物は、もっと有利に戦略を進められます。
国立国会図書館関西館
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E9%96%A2%E8%A5%BF%E9%A4%A8
建物は立派
直方体、長方形、直線そのままを多用した硬直的なデザイン
法隆寺や東寺、醍醐寺を前にした時は、時間が許せば半日でもその庭で読書をしたり散策したり瞑想したりして、遊べます。できるだけ長くその場に居たい。そんな思いに満たされ、時間の経つのも忘れ、立ち去るときには何かを振り切るようにして立ち去らねばならない名残惜しさに満たされます。
東京とは違い、山地緑地に恵まれた場所にあるのですから、外部の清涼な空気をうまく取り込めないかと思いました。その外部をガラスでシャットアウトして、密閉状態にした直方体内部では、ほとんど思索らしい思索はできないでしょう。
思索に一番大切なのは、清涼な空気と自然の造形美なのですから
小動き
日経平均の月足を見てみると、今月を除いて2007/7からは2陽介在7陰連(7ヵ月陰線に2ヵ月陽線が挟まれる)となっている。1965年からの資料を見ても、類例はバブル崩壊直後の1990/1~とその続きの1991/11~くらいしかない。いずれのケースも月足レベルでの一時的な自律反発はするが、その後再度底を見に行っている。
現在は、9月線と24月線がDCしたままの2陽介在7陰連であるので、月足レベルの一時的な自律反発はあろうが、正に半世紀に一度の下げ相場の真っただ中であることが、テクニカル上からは言える。中途半端な下げ相場ならば、もっと早くに戻っていたはず。これは、あくまで月足レベルでのテクニカルな話。
日経225先物テクニカル分析
(大引け)
始値:13600 高値:13910 安値:13520 終値:13830
出来高増上下影陽線。日経平均で週足陽線となったので、今週は過去データが崩れた。しかし、今週が崩れたというだけのことで、それ以上でも以下でもない。
日経先物で見ると、14130(2/27高値)をまだ超えられない。仮に今日が戻り高値としたら、中期高値を抜けられなかったので、この先急落パターンとなる。つまり、先に指摘した5%の上昇確率ラインは、この14130を突破してからだと思う。しかも一文新値(ワンティックの新値)では、天井が強調されるので、大きく上ブレイクする必要がある。日が経過すればラインもズレてくる。
また、別の仮定として、今夜NYDOWが+200以上の上昇で、月曜日の日経先物が+200以上の高値で寄りついたとしたら、テクニカル的過熱感は増すだけ。
次週以降、更に急騰するためには、本日は実は陰線の方がテクニカル的には良かった。4/23安値を割り込む陰線ならば、下方ウェッジもしくは下方フラッグ形成となり、この先の更なる上昇を見込めた。
日経平均累積過去データからすると、次週は良く、5/1、2は更に良い。しかし、GW明け5/7~の週は、例年極端に悪化する。週足上昇確率としては、1月から6月までで、最低の週となっている。あくまで、過去データの話。
(寄り付き前)
NYDOWは、小動きでトレンドを動かすことはできない。
本日の日経平均は、終値で13639を超えられるかがポイント。ここを超えられなければ週足陰線となり、日経平均累積過去データ通りの推移。
3月の終わりに指摘した日経平均累積過去データを復習しておくと、先週は陽線、今週は陰線。また、4月は1年で2番目に上昇しやすい月。つまり今月は、平均~弱めの地合いであっても、上昇して当たり前の月。これらが満たされれば、データ的には過去例に忠実な平均的な年となる。
日経先物も、ほぼ準じる。
個人的には本日から京都となります。
仕掛け
現在のマーケットは金融相場に突入したのでしょうか。突入したと断言しているアナリストも居ますね。
金融相場とは、「金融緩和を手掛かりに相場が形成されること。景気停滞期の後半から、景気回復期の初期にかけての株価上昇をさしていう」出典:『経済新語辞典』p120日本経済新聞社
その初動は、金融、ノンバンクなどの金融セクターから始まり、次いで、不動産、建設などが上昇を始めます。
その金融セクターの騰勢が継続的であるか、否かで、かなり方向性が分かると思います。
チャート形状をテクニカル分析する限り、そのように言うのは時期尚早だと思われます。
日経225先物テクニカル分析
(大引け)
始値:13620 高値:13680 安値:13500 終値:13580
出来高減迷いの十字形状は、往って来いのオンパレード。このような時に、小さく利食う習慣を身につけてしまうと、大きく動きトレンドが確定したきに思わぬ損失となる。トレンドを見抜いた上でのポジション取りが重要。
(寄り付き前)
NYDOWも往って来いのディストリビューション商状継続。
日経先物は週足で見ると出来高がゆるやかに減少している。ゴールデンウィークを意識した時期に突入し、そろそろ仕掛けがありそう。
本日を含め数日内には大きく動くと思われる。
マーケットの名言
自分の気持ちに正直に生きないと、最期に笑って死ねない。
大場満郎(冒険家)
正念場
(大引け)
始値:13600 高値:13740 安値:13460 終値:13620
出来高増の迷いの十字形状は、週初4/21月曜日に指摘した往って来いである。これが出やすい地合いであるのはディストリビューションの証拠。
(寄り付き前)
先週指摘した通りNYDOWの急落-104.79 (-0.82%)は12720に沈む。NASDAQも-31(-1.29%)の 2376まで急降下し、4/18に空けたBreakaway Gapを否定し埋める勢い。これは相場転換を暗示する。
NY原油先物は終値119まで3日続伸、史上最高値更新7営業日連続の勢いは佳境入りだろう。資金に余裕がある方は、売り上がりゾーン突入。数年来の好機到来。
本日の日経先物は、15日線13327を試される。
本トレンド顕現
(大引け)
始値:13730 高値:13730 安値:13530 終値:13560
出来高減のボラ-200円の陰線は、ほぼ先週からの予測計算通りの急落。仮に4/21高値13790が中期高値とすると、2/27高値14130を超えていないので、地合いは弱く、中期トレンドはまだ下落トレンドと言える。事実76日線は下向き。
騰落レシオ(東一)は130.2まで続伸。前回2/27は136で天井→急落。
みずほ8411も続落窓空け陰線は下落幅がきつい。
(寄り付き前)
NYDOW-24(-0.19%)となり、再びディストリビューション商状。
本日の日経先物は昨日からの流れを引き継ぐ。
本日のようにNYがあまり動かない時には、日経の本性が顕現する可能性が高いだろう。
クライマックス
(大引け)
始値:13480 高値:13790 安値:13480 終値:13720
出来高増の陽線であるが、本日の寄り始値は13780であり、終値は13720の実質陰線。
騰勢力が明らかに衰えている。
仮に今夜NYが続伸したとしても、上値は限られるだろう。
方向性指数ADXは、日足、週足ともやはり続落しつつある。ADXが高値から下落しつつあるとは、一トレンドが終息に向かっていることを意味する。
騰落レシオ(東一)は、125.3まで急伸。ガタリとした急落がいつきても納得できる高値圏。
先週指摘した通り、みずほ8411がカブセ形状陰線となり急落。
国債
米国債10・30年物は、それぞれ4/18の米株高に反応していないが、長期国債利回りは反応しているのが、面白い。これが今のマーケットのポイントだろう。
需給関係
先週指摘しているように、信用取引の需給関係は直近の底値圏。買い残が2兆(4/11)となっており、2003/12/26の1.9兆を目指す展開。最近5年の底は、8847億(2003/3/28)まで低下している。
(寄り付き前)
2008年前半戦、最大の山場に突入する。
ボリンジャーバンド日足TP移動平均+2σが13816となっており、仮にこのレベルまで上昇すると、これ以上、上昇する確率は5%以下。クライマックスは、含み損に耐えかねた売り玉の買い戻しもあるため、意外高になるケースも多いが、数日内にはクライマックスを迎える確率は95%以上。
本日の時間で言えば、寄りつき売買が終了した午前10時から、更に買いが流入できるかがポイント。
買いが流入しなければ、カブセ形状陰線となり、目先天井、中期高値確定となる。
直近の上昇も、日経本来の力で上昇しているのではなく、NY連れ高で僅かに上昇していることに注意。
地合い的には既に天井を打っていて、現在はオーバーシュートしているだけ。
先週の週足は、日経平均累積過去データ通りの陽線であり、今週のそれは悪化している。
現状、確率が一番高いのが、往って来い(急騰→急落)だろう。
このようなマーケットでの、上級テクニックは、買い玉買い上がりと売り玉売り上がりを同時にすること。
例えば、10枚のポジをとると想定した場合、買い玉は4枚、3枚、2枚、1枚と買い上がり、売り玉は逆に1枚、2枚、3枚、4枚と売り上がる。片面ポジの場合の2倍の収益となる。
玉を動かす感覚が面白い。
この手法では逆指しを使わないため、上級テクとなる。
ねじれ現象は、マーケットの本質。マーケットのねじれとは、9割以上のトレーダーの損失を、1割以下のトレーダーが、利益として吸収してしまうこと。
例えばアメリカの景気は減速しており、サブプライム関連の9割以上の方は経済的に苦しんでいるのが現状。しかし、株は上昇し、一部の人間に利をもたらしている。
これが、マーケットの本質であることを知るのが、トレーダーの第一歩。
こころ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080420-OYT1T00126.htm
http://www.asahi.com/business/update/0419/TKY200804190152.html
マーケットの名言
心の敗北は、敗北である。
心の勝利は、勝利である。
ヒンディー語の諺
専心
コメント質問がありましたので、その返答も兼ねて。
踏まれているということは、逆指し値を使用していないと思います。
今後は、ポジションを取ると同時に、必ず逆指し値を入れたらどうでしょうか。
逆指し値幅は、マーケット地合いによりけりですが、例えば50円と決めたら、半年くらいはその原則を貫きます。
確率の効力を味方にするためには、例外を作らず、常にその通りにしなくてはなりません。
99連勝しても、1回の負けで、全てを失う人間がいることは、歴史が証明しています。
つまり、目先の方向性を当てるよりも、大切なことがトレードにはあるのです。
下落すると思われ売りを建てるならば、マーケットが上昇することに依って、逆指し値にかかり、ポジが消滅します。
そしたら、上昇したところで、再び売り玉を建てれば良いのです。
引かれ玉(損失が発生している玉)を我慢して持っていることと、一旦そのポジを解消して、新たに高い所でポジを建て、下落することによって利益が出ることを、それぞれ想定し、計算してみて下さい。
逆指しを「常に」使えるようになると、踏まれることは、「一切」無くなります。
個々の玉に囚われるのではなく、大きな流れをつかんで下さい。
極論すれば、今持っている玉が、利益になろうが、損失になろうが、関係ないというトレード手法に気づけば良いのです。
トレーダー(個人、企業、HFも含め)の99%は、目先上下がどうなるかを当てよう当てようとしていませんか。
目先が当たればとりあえず良いとは、初心者でも分かることですが、本ブログはそのようなスタンスではございません。
テクニカル分析
NYDOWは+228(+1.81%)だが、出来高が伴わない仕掛けに過ぎない。トレンドからは意味が無い上昇。このような仕手の代償は大きいかも知れない。
もっとも、このようなトリッキーな値動きが、マーケットの本性だろう。
マーケットとは、今までもそうであったし、これからも、そうである。
これくらいのことは楽しむ心の余裕が大切。楽しめなければ、トレード手法が誤っている証左。
マーケットの名言
専心しない人には知性はなく、
専心しない人には瞑想はない。
瞑想しない人には寂静はない。
寂静でない者に、どうして幸福があろうか。
実に、動きまわる感官に従う意(こころ)は、人の叡智を奪う。
風が水上の舟を奪うように。
それ故、勇士よ、
すべて感官をその対象から収めた時、
その人の叡智は確立する。
『バガバッド・ギーター』岩波文庫p42
(解説)
例えば今から1000年後、
現代のあらゆる知の権威が崩れ去った後にも、
屹然と直立している、
人類最高の詩句がこれだろう。
ディストリビューション
(寄り付き前)
NYDOW+1.22(+0.01%)、NASDAQ-8.28( -0.35%)と、再びディストリビューション商状。
本日の日経先物も、仮に上昇するとしても、今回の上昇は本日くらいまでと時間間隔を予測計算する。
来週は、マーケット風景が一変すると思われる。
原油と米国債のチャートが非常に面白い。
個人的には、本日から大阪と京都。
NY急騰
新年度がスタートして、「新人」がそれぞれの組織で始動しはじめているいるだろう。先週、京都へ行く新幹線の中で、JRの新人乗務員らしき女性の一群に出会った。初々しい顔に、真っ直ぐ前を見つめている輝く瞳、パリッとしたスーツで、客室に次々と、挨拶をしにきた。
当方の講師にも新しい先生が来た。国立大学医学部に在籍している彼女は、びっくりするほどの一途な真面目さに煌々と輝いている。その人間が発する人格の底力は、こちらの方の襟が正される思いだ。人格も教養も、そのちょっとした挙措に滲み出るものである。誠に人の世は素晴らしい。
日経225先物テクニカル分析
(大引け)
始値:13170 高値:13520 安値:13120 終値:13440
出来高微増の陽線であるが、本日のみを取ってみると、実質陰線。13560(4/8高値)も超えられず。
ドル円もこの辺が戻りの限界。次週は円高が予測計算される。これも、今までのテクニカル分析通り。
景気認識一段と悪化
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080417-OYT1T00287.htm
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31366520080417
これがヘッジファンドの仕掛け方
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK009569320080414
この方の2007年10月29日の論説
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-28575020071028
(寄り付き前)
NYDOW+256(+2.08%)の 12619は、昨日指摘した通りのカレンダー効果による急騰。予測計算通りではあるが、出来高がさほど増加してない。つまり、これは一見強いようであるが、もろくも崩れるパターン。地合いの強さは無い。
本日の日経先物も、出来高希薄地帯を寄りで駆け上がるが、そのあと買いが継続しなければ、数日後には、もろくも崩れるだろう。オーバーシュートゾーン突入。
週足陽線を確保できるか、微妙。
売り上がりのテクニックがお在りの方には好機到来。
コモディティ
(大引け)
始値:13000 高値:13250 安値:12940 終値:13200
出来高減のボラ+310陽線は、やはり上値が重い。ザラバ中、NYプレマが良かったので、今後高値を取るためには、出来高が急増しても良い地合いであったが。この辺が弱いと思う。76日線が13405。
(ザラバ)
先に指摘している第一サポートラインが、今度はレジスタンスラインに豹変している。そのプライスは13360円処。出来高を伴ってこのラインを上抜けられないと、上昇波動復帰はありえない。
(寄り付き前)
例年この時期からゴールデンウィーク明けまでは、カレンダー効果に沿う傾向がある。昨年もほぼその通りの展開であった。そのカレンダー効果の日経平均の累積過去データからだと、今週は陽線、次週は陰線となりやすい。加えて、信用評価損益率の底値圏が、今週は株価を下支えする可能性が高い。
しかし、仮に上昇しても上値は限定的だろう。
NYDOWは下方ウェッジも下方フラッグも形成していない。
コモディティがいよいよ面白くなってきた。
CRB指数は415(+1.3%)、原油先物の過去最高値更新と佳境に入りつつある。
当方の計算だと、5/16金曜日にメルトダウンと予測している。
NYDOW続落
(大引け)
始値:12950 高値:13080 安値:12890 終値:12990
出来高微増の迷いの十字形式コマ陽線は特にトレンドの変化無し。評価損益率底値圏による微小な反発。
(寄り付き前)
NYDOW続落-23(-0.19%)の 12302 は予測計算通りの推移。欧州は小幅ながら5営業日続落。
本日の日経先物は、25日移動平均12760、TP移動平均12750を試す展開。
サポートされなければ、一段安。
TP移動平均
(大引け)
始値:13310 高値:13350 安値:12860 終値:12970
出来高減ボラ-490陰線は底打ちではない。
(寄り付き前)
日経平均累積過去データからだと、今週の週足は良い。しかし、次週は悪化する。
日経先物日足スローストキャスティクス%Dは41%、騰落レシオ(東一25)は100.8(4/8)、RCIは-6%ゆえ、それぞれ下落余地があることを示唆。先日指摘しているように、既に第一サポートラインは下ブレイクしている。本日の先物は、TP移動平均12747をサポートできるか、否かがポイント。ここを下ブレイクすれば、もう一段安。
反転急落
NYDOWは -256(-2.04%)の 12325、NASDAQも-61(-2.61% )の2290と、反転急落。これが、数日前から指摘しているディストリビューションからのガタリとした急落。テクニカル分析の予測計算通りにマーケットは展開している。ドル円もまたしかり。
大方のアナリストや、市場センチメントとは逆の予測を出し続けていたが、この辺が非推移的数論の真骨頂。
SQ
本日は朝方も報告したように、サンスクリットの原書を探求しに、神田と本郷の専門店に行った。本郷の書店に行こうと、東大赤門前を通ったら、晴れ着を着た人がやけに多い。よく見ると、赤門の前で沢山の親子連れがパチパチとデジカメで記念撮影をしている。背景の満開の桜を見て、気がついた、今日は東大の入学式なんだと。とたんに、何ともいえない華やかな、和やかな気分になった。
ホテルに帰ってインターネットで調べてみると、建築家の安藤忠雄氏が祝辞を述べたそうだ。
安藤氏のように、ゼロから出発し這い上がってゆく、「連戦連敗でも戦い続ける」凄まじい気骨をもった若者が、本日の入学式には居たであろうか。安藤氏は、壇上からそんな若者を見つけようと、きっと懸命に視線を配ったに違いない。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008041101000400.html
マーケットの名言
自己を確立しない限り独創心は生まれない。
安藤忠雄氏:平成20年東大入学式祝辞にて
こんな日はkeiko matsui の音楽で祝福したい。
http://jp.youtube.com/watch?v=XzqsWxau_gI
日経225先物テクニカル分析
(大引け)
始値:12980 高値:13360 安値:12840 終値:13360
出来高微増の陽線は、予測計算通りの自律反発。しかし、急落に対する一時的反発であり、ここからの更なる一段高は限定的であろう。
(寄り付き前)
NYDOWは往って来いの+54(+0.44%)で 12581。本日の日経先物は、直近3日で650円の急落をしていることと、SQ通過のため、一時的な自律反発が想定される。 来週の日経平均累積過去データは、今週よりは数値が良い。しかし、その次週がまた今週並みに悪化する。そろそろゴールデンウィークマーケットも視野に入る。
個人的には、本日はサンスクリット文献探索のため、都内の専門書店を数件めぐり、そのあと京都。
13000割れ
(大引け)
始値:13120 高値:13150 安値:12910 終値:12960
出来高微減ボラ-240陰線は、ほぼ数日来の予測計算通りの下落。下値は15日線12912で支えられた。本日をもって、3/17を起点とする第一サポートラインを下ブレイクしたので、直近の上昇がトラップであり、もう一段安となる可能性が高まった。スローストキャスティクス%Dも36%まで一気に低下した。上昇波動の押しならば、統計上はここまで下落しない。NASDAQは、既に昨夜、第一サポートラインを下ブレイクしている。
(寄り付き前)
NYDOW-49(-0.39%)の 12527と続落しているのは、予測計算通りディストリビューションからの下落。
本日の日経先物は、昨日の安値13010を支えきれるか、否か。このラインは3/17からの第一サポートラインとなり、これを下ブレイクすれば、直近の上昇がトラップであることが証明される。
前回SQ前日の3/13木曜日はボラ-630の長陰線。
マーケットの名言
真の学問は、書物と実生活から、さまざまな知識を獲得しようとする
学徒自身の独自な努力の裡にある。
トルストイ
乱高下
(大引け)
始値:13270 高値:13380 安値:13010 終値:13130
出来高急増-370のボラ拡大急落は、数日来の予測計算通り。やはりADXは上昇したことにより、本日がトレンド順行であることを示唆。RCIの位置が面白く、ノーマルストキャスティクスは一時1%まで急落。これらが、トレンドを明確に表現している。
(寄り付き前)
NYDOW -35(-0.29%)は、予測計算通りディストリビューションからの下落で 12576となる。CMEはSQ前の乱高下であり、本日の日経先物もある程度の仕掛けが想定される。しかし、それ以上でも以下でもないだろう。前回3/14のMSQは、ボラ-440の陰線。
マーケットの名言
仕事の面白さは、努力の質と量に比例する。努力は必ず成功し、道楽になる。
本多静六『自分を生かす人生』三笠書房
ディストリビューション
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0804/07/news051.html
日経225先物テクニカル分析
(大引け)
始値:13510 高値:13560 安値:13250 終値:13290
出来高減、カブセ形状ボラティリティ-310陰線は、76日線に跳ね返されての下落。ドル円も昨日の予測計算通り。ADXが本日のような時に上昇しているので、本日がトレンド順行であることを示唆。
テクニカル分析すると、やはり、11610(3/21安値)は、年安にはならないと、本日時点では思われる。
NY銅は最高値圏で推移。銅と債券は強い逆相関。一方、債券と株式は順相関で、債券が先行指標となるケースが多い。その債券はまだ反転の兆しがない。
騰落レシオ
最近の騰落レシオは、高値を付けた後、90前後で揉み合い、その後いずれも下を見に行っている。以下の数字は騰落レシオ(東一25)の週足過去データ。
2005/12/1 騰落レシオ133.6→ 2006/3/7騰落レシオ72.5
2006/4/10 騰落レシオ133.9→ 2006/6/8騰落レシオ54.3
2006/8/23 騰落レシオ141.6→ 2006/11/21騰落レシオ66.2
2006/12/27 騰落レシオ134.6→ 2007/8/17騰落レシオ56.6
(寄り付き前)
NYDOWは+3(+0.02% )と、往って来いのディストリビューション特有の動きは予測計算通り。
本日の日経先物も、NY同様、直近はボラが縮小しつつあるが、そろそろ大きく動く時期とも思われる。
新波動
(大引け)
始値:13290 高値:13500 安値:13230 終値:13490
出来高微増でボラは拡大せず、騰勢力も弱い。ディストリビューション期の動き。下向き76日線は13610。出来高が増加しないので、戻り天井は時間の問題。
ドル円は、円安目先の上限であり、ダイバージェンス発生(ウィリアムズ%R)。
NYDOWはディストリビューション。
(寄り付き前)
前回月曜日3/31は-450のボラティリティ、2006年は本日4/7が年高値。本日の日経先物は、新波動突入、TP移動平均+2σ抵触のため、やはりボラ拡大と方向性示現が予測計算される。直近のADXの動きはまるで生き物のようで、面白い。
意識
意識をわたしに向け、常に実修を修めて、最高の信心をそなえてわたしを信奉する者は、最もよく実修を修めた者と、わたしには考えられる。
バガヴァッドギーター 12-2『世界の名著 1』中央公論社p178-9
新波動開始戻り天井
沖縄尚学が9年ぶりに優勝した。
その9年前の沖縄タイムスの社説がこれ。
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/19990405.html
非常に印象的な社説だったので、当方は沖縄からわざわざこの新聞を取り寄せた。
今でもその文体のパワーが強烈に印象に残っている。本心からの直截な感動をそのままぶつけた文章だからだ。
今回の選抜は一試合も見られなかったが、沖縄尚学が決勝に進出したと聞いて、真っ先に思い浮かべたのが、この「体の震えが止まらないほどの感動」という言葉である。
自分の人生において、体の震えが止まらないほどの感動を味わえる人間は幸福であろう。また、自分の人生の途上において、自己の情熱の全てを注げる対象を見出した人間こそ、幸福者であろう。
人生への姿勢は、常にそうでありたい。
見つかりそうで、なかなか見つからないのが、この情熱を注げる対象であろう。
友人
友人の真価の一つに、自分でも思って見なかった自分の才能を、友人から指摘され発掘されるという懐の深さがあろう。実に自己という人間の世界は、無窮であり多様ではある。「これが自分である」と思い込んでいる自分は、往々にして友人から見ると、そうでないこともある。友人のあの一言が自分の人生を変えたという経験もあろうかと思う。一番分かっていそうで、実は何も分かっていないのは、自分自身のことかも知れない。自分とは何か、とは、常に考えたいテーマではある。
日経225先物テクニカル分析
(大引け)
始値:13420 高値:13420 安値:13220 終値:13280
出来高減のコマ陰線は予測計算通り騰勢力の衰え。来週はマーケットの風景が一変することも想定される。
(寄り付き前)
NYDOWは+20(+0.16%)と、不安定な伸び。その直近三日は、 +391、-48、+20であり、底打ち後の上昇波動復帰にしては、不安定かつ弱い。
累積過去データから見る4月日経平均は、今週が一番良く、上がるにしても本日までの可能性が高まる。
日経先物は本日から新波動。
個人的には本日から国立国会図書館、京都となります。
レジスタンスライン
(大引け)
始値:13160 高値:13430 安値:13140 終値:13420
出来高減の陽線は伸び悩み、騰勢力が落ちていることを示唆。3/17安値11610から13日かけて1820円上昇しているので、そろそろ戻り天井近し。均衡表日足は、先行スパン1へ接触。RSI1、RSI2のダイバージェンス。移動平均乖離線の位置、75日線との開き具合も2/27に類似してきている。
ADXが本日から上昇してるので、本日をもって新波動開始と見る。
スニーカーの購入度は面白い。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-31116320080402
この調査に依ると、年3足以上購入する人は、リーダーの素質があると言う。何故、リーダーの素質が開発されるのか、この記事では書いていない。スニーカーで歩くと、快適である、沢山歩きたくなる、歩いている最中、足にしなやかな刺激が走る、等の理由で、大脳に良い影響があるのか。感覚的には納得できる。ソクラテスを始めとして、歴史的に知の巨人は、また実によく歩く人でもあった。思考のリズムと歩くリズムは調和するように思う。
個人的には、革靴をほとんど履かないため、年10足以上はそれを購入している。
(寄り付き前)
NYDOW-48(-0.38%)は、ほぼ予測計算通り。本日の日経先物は、13220(3/7高値)、13370(3/6高値)を十分上抜けられるかがポイント。このラインで跳ね返されれば、第二階差S構成点となり、戻り高値となる。次週の日経平均累積過去データ週足は、極端に悪化する。4/11がオプションSQ。 上昇波動復帰よりも、乱高下の確率の方が高いと思われる。
NY急騰
(大引け)
始値:12740 高値:13220 安値:12720 終値:13180
出来高減のボラ+500長陽線。出来高が増加していないので、目先天井か、数日内のピークアウトの可能性が高い。方向性指数ADXは下向きとなり、本日の上昇がトレンド逆行であることを示唆。ボラ取りには最高のテクニカル的地合い。RSI1ではダイバージェンスが出現。高値圏でのそれなので、効く。
(寄り付き前)
NYDOW+391の急騰は期初効果。ボラをとる方には、好機。だが、このような急騰は、実は地合いの強さではなく、テクニカル分析が発達したアメリカのトレンドフォロー的買い上昇に過ぎないケースの方が多い。本当に強いマーケットは、むしろ150くらいの陽線が、5連続以上し、じわじわと上昇してゆくもの。一時的な急騰は、その後急激な利食いに押され、数日後には元通りになっていることが最近の傾向。
日経先物は寄りから完全にオーバーシュートするので、ボラは非常に取り易い。
しかし、ボラを取る方以外は、SQ後のトレンドが出てからポジを取った方が良いかも知れない。
17日タームのトレンドは、寄りつきで一旦はニュートラル(中立)になる。しかし、その後買いが継続しなくては、上昇トレンドにはならない。