令和6年4月より、改正障害者差別解消法が施行され、これまで私立大学等では努力義務とされていた合理的配慮の提供が、すべての高等教育機関で法的に義務付けられることとなりました。
文部科学省では平成24年及び平成28年に「障害のある学生の修学支援に関する検討会」を開催し、国内の障害学生支援の基本方針について示してきており、検討会から第一次まとめが公表されてから12年が経過しました。
この間、高等教育機関で学ぶ障害学生は年々増加し、障害者差別解消法施行も背景に、国内の多くの大学等で障害学生が学ぶための支援体制整備が進められてきました。一方で高等教育機関における障害学生支援にはまだ多くの課題が残されています。そのような中、令和5年度に開催された検討会の結果が令和6年3月に「第三次まとめ」として公開されました。
本研修会では、第一次まとめから第三次まとめで検討会の座長を務めた竹田一則氏(筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局次長)を講師に、第三次まとめの要点と今後の課題を整理いたします。
【開催日時】
2024年6月20日(木) 14時00分~16時00分
【開催方法】
オンライン(Zoom)にて実施
【内容】
●開会挨拶<5分>
●講演<100分>
竹田 一則(筑波大学人間系 教授/ヒューマンエンパワーメント推進局 次長)
【略歴】 文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する検討会」座長、内閣府「障害者政策委員会」専門委員、一般社団法人全国高等教育障害学生支援協議会(AHEADJAPAN)代表理事等を務める。 著書に、「よくわかる!大学における障害学生支援 こんなときどうする?(ジアース教育新社)」、「障害学生支援入門 誰もが輝くキャンパスを(ジアース教育新社)」など。 |
●質疑応答・まとめ<30分>
【対象者】
高等教育機関において障害のある学生の支援・指導に関係する教職員
【申込方法】
2024年6月17日(月)までに下記フォームよりお申し込みください。
https://jp.surveymonkey.com/r/fdsd1st
※講演部分については文字通訳があります
※別途、手話通訳等の情報保障等が必要な方は【6月3日(水)まで】にお申込ください。
【見逃し配信について】
本講演は後日見逃し配信を予定しております。
詳細については後日改めてご案内させていただきます。