マイクロソフトが開発・発売している、おもにx86/x64アーキテクチャのPC/AT互換機用*1のGUI OSの名称。
カーネルに16bitのソースコードを含んだ9x系と完全な32bitのNT系があったが、Windows XPで統合された。
なお、Windows NTにバージョン1や2はなく、いきなり3.1が発売された。
使用しているユーザ数、技術者数、初心者の数が多いため、ウイルスが作製されたり、ウィルスが実行されたりする機会が多い。
なお、Windowsと呼ばれるOSには、PDA、ハンドヘルドPC、組み込み用途向けのWindows CEもある。Windows CEは、ARM以外にもMIPS、SH4などの複数のCPUをサポートしている。組み込み向けのWindowsはのちにWindows Mobile、Windows Phoneが開発された。
ほかにARMアーキテクチャのPC向けのWindows RTもあり、2012年に搭載製品が発売されたが、タブレットPCでもx86系が幅を利かせているので、RTは徐々に収束に向かっている。
はじめWindows 1.xが発売されたときはウインドウの重ねあわせができないなど、ほとんど使い物にならないという代物で実際に使おうと思った人もいなかったらしいが、バージョンが上がるに従い2.0ではウインドウの重ねあわせが可能になり、3.0では80386の32ビットプロテクトモードをサポートしメモリの扱いが行いやすくなり、Windowsの存在を知らしめるまでに成長した。
さらに3.1では3.0で多発したUAE*2(回復不能なアプリケーションエラー)の発生をできるだけ抑え、4.0(Windows 95)ではこれまでMS-DOSから起動する形であったWindowsがOSに組み込まれ、GUI-OSとなった*3。
Windows 95までは富士通 FM-R/FM TOWNS用にも発売され、Windows 98、2000まではNECの国産アーキテクチャであるPC-98シリーズでも動作した*4。