GSM方式の携帯電話に差して使う小さなICカード。Subscriber Identification Module.
GSM方式では、ユーザーは基本的に通信事業者と契約する事によって SIMを貰うのであって、携帯電話のハード自体には通信事業者との契約上の縛りは何も無い。電話番号は電話機では無く SIMに割り当てられ、またいわゆる電話帳のデータ等も SIMに入っている*1。
従って、携帯のハードの買い替えと契約の更新は全く別の事である。ユーザーはその辺の電器屋とか携帯ショップとか中古屋で新しい携帯を買い、今まで使っていた携帯からSIMを抜き、新しい携帯に差してそのまま使う事が出来る。
2005年7月7日、WILLCOMより独自新規格のSIM「W-SIM(ウィルコムシム)」が発表されている。
第三世代(3G)携帯では SIMの代わりに USIM (Universal SIM)というICカードを使う。
*1:容量の制限はある