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P2P

(コンピュータ)
ぴあつーぴあ

Peer to Peer (2を「two」→「to」と読んだ洒落)

コンピュータの通信形態を示す用語。
クライアント-サーバモデルの対比にあたる用語で、複数のコンピュータが1対1の対等な接続状態にある形態を指す。

  • TinyP2P
  • Winny
  • Skype
  • ICQのファイル転送
  • IRCのDCC

サーバー、クライアントというネットワーク上の役割はなく、素子はすべて「ノード」と呼ばれる。

純粋なP2Pネットワーク状態「Pure」ネットワークでは、サーバーレスなのでネットワークに参加するノードを管理するものはいない。ノードはネットワークへ自由に参加できる。ノードの参加・離脱に合わせてネットワークは自律的にトポロジーを変化させる。これをアドホック(="一時的")ネットワークと呼ぶ。

ネットワークが大規模になると、ルーティング情報を各ノードがいちいち管理するリソースコストが増える。その場合、ルーティング情報を一手に管理するスーパーノードという役割のノードを設けて、一律そのノードに問い合わせをするようにする。また、ネットワーク参加ノードの管理をしたい場合もスーパーノードを用意すると都合がいい。このようなP2Pネットワーク状態を「Hybrid」と呼ぶ。

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